アルミカーポートの注意点
2016年11月15日
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
前回は、アルミのカーポートについて
色々書いていましたが、
今回もアルミのカーポートについて書いていきますね!
ちなみに、前回のブログは
こちらからどうぞ!
では、今日はアルミカーポートの注意点について書いていきます。
前回「2m積雪対応の物が出ました」とお伝えしましたが、
実はこの2mの基準は「新雪」での計算になっています。
つまり、実際に積もっていく雪の考えで行くと
大体1.5m~1.7m程度で雪を降ろさないといけません。
では、降ろさないでいるとどうなるのかと言うと、
アルミの材料が折れたり曲がったりします。
折れればもちろんカーポートの倒壊と言う形になりますし、
曲がると言うのは、アルミは金属ですので、
一度曲がると、元通りには戻りません。
なので、いくら2m耐雪だといっても、余裕を持って雪降ろしを行う必要があります。
次に施工業者にも気をつけなくてはいけません。
以前、お客様で
「インターネットだと50万円くらいで買えるんだけど」
と言うお話を聞きました。
施工費用も込みでその金額だったそうです。
正直、かなり安い金額です。
結局、そのお客様はインターネットで注文されたのですが、
工事のやり方を見て、安い理由に納得しました。
私たちが工事をするときは、カーポートの脚の埋め込みをしっかりと取ります。
さらに、脚が動かないようにコンクリートで固めるのですが、
インターネットで注文された工事の人は、埋め込みの深さが
なんと半分程度しかなかったのです。
さらに、コンクリートでも固めず、そのまま埋めてしまいました。
埋め込みの深さが浅いと、地面が凍結した再に、一緒カーポートが持ち上がってしまったり
実際の耐雪よりも弱くなってしまったりする問題が出てきます。
そのカーポートが倒壊したとは聞きませんが、
万が一の時には怖いですね。
このように、いくら安いからといっても
工事をする人は注意してみていただいたほうが良いかと思います。
主にこの2つに注意をしていただきたいと思いますが、
こまめな雪降ろし、ちゃんとして施工業者を選んでいただくことで
カーポートはすごく使いやすいものになりますので、
是非一度検討してみてはいかがでしょうか?
それでは、今日はこの辺で。