新築で石油ストーブは使わないで!
2016年12月08日
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
めっきり寒くなってきましたねぇ・・・。
一昨日くらいからユニ○ロさんのダウンジャケットを出しました 😕
もう少し防寒着を出さないとだめかなぁ・・・。
さて、先日長岡で省エネ住宅の講習会があったので
参加してきました 😀
その講習の中で皆様にも共有しておきたい話がありましたので
少しご紹介しますね 😀
聞いたことある人もいるかもしれませんが、
今の新築では基本的に「石油ストーブ」は使ってはダメなんです。
「えー、石油ストーブ暖かいから使いたいんだけど」
と、言われることも多々あります。
では、なぜダメなのかといいますと・・・
石油ストーブは、1リットルの燃料を使うと
1リットルの水蒸気が出ると言われています。
通気性能がいい家の場合は特に問題ありませんが、
今の新築は基本的に「気密性能」がとてもよくなっています。
つまり、家の中の空気が逃げにくく
外の空気が入りにくい造りです。
普段であれば24時間のシステム換気が動いているので
その換気システムで家の空気を循環させているのですが、
一度に大量の水蒸気が発生してしまうと
換気システムだけでは対応できません。
そうなると、石油ストーブを使った場合、
家の中に大量の水蒸気が発生します。
この大量の水蒸気はなかなか外に出ることが出来ず、
室内に留まり続け、最終的には
「結露」
の原因になります。
そして、その結露は壁の中まで侵入していき、
柱や土台などの構造体を腐らせる恐れがあります。
その先はなんとなく想像している通り、
シロアリの被害や、耐震性の劣化などに繋がって行きます。
このような理由があるので、基本的には石油ストーブを使わないでください。
と言うことなのです。
ただし、オール電化の住宅の場合は、停電になると暖房器具が使えなくなるので
災害時のために1台は持っておくといいと思います 😀
家を長持ちさせるためにも
是非覚えておいてくださいね!
それでは、今日はこの辺で!