スタッフブログ色と錯覚について

お役立ち 2019/06/15

色と錯覚について

色と錯覚について
 
色には当然様々な色があります。
赤や青、茶色、黒、白など・・・
数え切れないほどの色がありますが、
皆様は普段どのように
色を選ばれていますか?

今回から数回に分けて、
色について
(建物の色の選び方がメインですが・・・)
お話をしていきます。
 
今日は色と錯覚について
お伝えしていきます。
 
皆さんも特に意識せずに
普段感じていることではあるのですが、
人間は色や物によって
見え方が変わってきます。
 
色の見え方その1
「色の明るさと物の大きさ」
面積によって
色の見え方が変わります。
明るい色の場合は
面積が大きくなればなるほど
明るく、鮮やかに見えます。

 
暗い色の場合は逆になり、
面積が大きくなればなるほど
暗く、濃く見えます。

 
色の見え方その2
「色の対比」
色には隣同士にすると
見え方が変わるものがあります。
 
例えば、
白い壁の中に黒い色があると
黒がより強調されて
見えるようになります。
逆に、
白い壁の中に
クリーム系のような薄い色が入ると
白と同化したように見えます。

 
その逆も同じです。
黒い壁の中に白い色があると
白がより強調され、
グレーのような濃い色が入ると
黒と同化したように見えます。

 
色の見え方その3
「色による空間の見え方」
色の見え方その1と
同じ考え方ですが、
色によって
空間が広く見えたり
狭く見えたりします。
明るい色が多ければ
空間は広く見え、
暗い色が多ければ
空間は狭く見えます。

 
色の見え方その4
「柄による空間の見え方」
縦柄のものと
横柄のもでも見え方が違います。
縦柄のものは細長く見え、
横柄のものは横長に見えます。
これはボーダーの服がいい例です。

 
色の見え方その5
「色による温度、固さの感じ方」
色によって体感する温度すら変わります。
明るいものや赤いものは暖かく、
暗いものや青いものは冷たく感じます。
 
さらに、
明るいものは柔らかく感じ、
暗いものは固く感じます。

 
まだまだありますが、
今日は代表的なものだけをお伝えしました。
ちなみにこれらの考え方は
建築においても重要で、
外壁や床、壁などの
色を決める際に活用します。
 
普段意識してなくても
体感していることばかりではありますが、
それは全て色や柄、
光の当たり方などが影響しています。
 
次回以降は色を決める際に
これらを
どう活用していくのかを
お伝えしていきます。

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