スタッフブログ「久しぶりの外断熱」
会長 2016/10/01
こんにちは、昨日、今日とお天気で暑いくらいの
陽気ですが、どうも田んぼの中は水たまりが
ひどくて、まもなく終了しそうな稲刈りも
苦戦しているようです。
当社では高断熱、高気密の住宅がスタートしたころ
主に外断熱工法で家を建てていました。
しかし、長期優良住宅という国が推奨し
補助金も出るような住宅を建てるのが
必然的な時代が近づいたときに
外断熱では若干断熱性能がおちていることが
原因で断熱材の厚みを厚くするか
あわせて中側の壁の中にもグラスウールなりの
断熱材を入れて基準の断熱性能にアップしなければ
いけなくなりました。
特に、中里地内から津南地域にかけては
地域的に寒冷地の基準が一ランク上にする必要が
あり、コスト面と施工性も考えて、内断熱工法に変更しました。
内断熱は断熱材の厚みを基準数値にするための
厚さにすることが容易であることが決め手でした。
しかし、今回外断熱プラス内側へグラスウール
にしたのは、建物の構造が鉄骨であったためです。
ご存知のように鉄は熱伝導率が木材に比べると
随分高いので、冬場の外の冷気で鉄が冷え
内部の暖房によって結露が起こる可能性が
かなり高いということで外断熱にし、外気の気温に
なるべく影響が出ないように断熱材ですべてを
くるみこんでしまったのです。それによって
外気温の影響がかなり減ることになり、
一番恐れています結露の発生を避けることができます。
と言ったことで、今回は久々に外断熱工法で
施工させていただきました。
工事もまもなく終了ですが、かなり
断熱性の良い家になっていることは間違いないです。
できることなら、体験いただけるといいですね!
それではまた!