スタッフブログ注文住宅の失敗例とそこから学ぶ対応策

二代目 2022/08/05

注文住宅の失敗例とそこから学ぶ対応策

十日町市で新築なら水落住建のキッチン

家づくりを考えている方のほとんどの方が
家づくりで失敗しないように
色々なことを考えたり調べたりしていると思います。

今回は、実際に建てた後に
「失敗した!」という例と
そこから学ぶ対応策をお伝えしていきます

目次

注文住宅の失敗例

インターネットで
「注文住宅の失敗」と調べると
様々な失敗が出てきます。

その中から特に多かったものを
いくつかご紹介します。

失敗①
・間取りが使いにくかった
・収納が使いにくかった
・図面ではいいと思った間取りが、
実際に住んでみたら思っていたよりも使いにくかった
・設計士のオススメで建ててもらったが、
デザイン重視で使い勝手がイマイチだった
・とにかく収納がたくさんほしくて
作ってもらったけど、使っていない収納がある
・収納が少なすぎて荷物があふれている

失敗②
・思ったより熱かった
・寒かった
・その会社の標準で建ててもらったけど、
住んでみたら思っていたよりも冬寒かった
・いろいろ数値を出してもらったけど、
よくわからずにお願いしたら価格が高くなってしまった。
・冷暖房費用が思っていた以上に高かった

失敗③
・コンセントやスイッチなどの
細かい部分の使い勝手が悪かった
・住んでみてコンセントが足りないと感じた。
使っていないコンセントもある
・照明のスイッチの場所が使い勝手が悪かった
・扉の開く向きが逆のほうが住みやすかった
・物干し場が狭くて使い勝手が悪かった

失敗④
・思っていたデザインと違った
・色が違った
・完成してみたら
想像していたデザインと違って残念だった
・カラーサンプルで見た色と実際の色が違っていた

失敗⑤
・予定した予算をオーバーした
・あれもこれも追加していたら
知らないうちに予算オーバーしていた
・建築会社任せにしていたら予算をオーバーしていた

などなど

まだまだたくさんの失敗例が
ネット上では見られますが、
この辺りが特に多かった失敗例になります。

それだけ建てた家に対して
「もっとこうすればよかった」という
思いが強いということですね。

失敗した理由の考察

もちろん、このように失敗した!と
思っている人たちも、
色々なことを考えて家を建てたのだと思います。

では、なぜこのような失敗が起きるのでしょうか?

理由①
・今の不満が解消されればいいと思っている
家を建てたいと考える人の多くは、
今の家に何かしらの不満があるから
家を建てたいと考えています。

例えば…
・今の家は子育てするのに向いていないから、
子育てのしやすい家を建てたい
・今の家が古くなったから建て直したい
など色々な理由があるかと思いますが、
とにかく大きな不満を解消したいと思って
家づくりを考えるので、
その不満さえ解消できればOK!と思って
家づくりを考える方もいます。

それではなかなか細かい部分まで
満足のいく家づくりは難しいですよね。

理由②
担当営業に話がうまく伝わっていない
こんな感じのイメージで作ってほしい!
などの曖昧な表現で伝えてしまうと、
勝手な解釈で進めてしまう場合があります。
また、色々伝えてみたものの
返って来た返事が「やっておきます!」
くらいの簡単なものだと少し不安ですよね。

理由③
建築会社の言いなり
うちの会社は〇〇で▲▲なので、
これで進めますね!というように言われて、
よくわからないまま
OKを出してしまうというケースもあります。
実際にできてからも建築会社からは
「初めに言いましたよね?」で終わってしまいます。
特に、難しい専門用語などが出てくる話の内容は
要注意です。

それぞれの失敗から学ぶ対応策

どうやったら少しでも失敗を減らして、
満足のいく家づくりをすることができるのか?

今までの内容を踏まえて考えてみます。

対応策①
細部までイメージをする
家づくりをする多くの方は
一生に1回の経験だと思います。
それを、今の不満だけ解決できればOK!
とりあえず家が欲しい!という考えだけで
家づくりをするのはやめましょう。

なぜ家が欲しいのか?

今の不満は本当にそれだけなのか?

家を建てるならどんなことをしてみたいのか?

じっくり、しっかりと考えることがとにかく重要です。

その中で、絶対に譲れないもの、
予算があったらやりたいものなどの
ランク付けをすることで
担当営業にも伝わりやすくなり、
予算のオーバーもしにくくなります。

対応策②
担当営業との打ち合わせ時間をしっかり確保する
担当営業に話がうまく伝わっていないというのは
やはり打合せの時間不足です。

一度希望を伝えた後に
担当営業が内容を理解しているのかを
確認することが大事です。

また「わかりました。やっておきます。」だけではなく、
どのように進めるのか、どのように出来上がるのかを
前もって教えてくれる営業のほうが
安心できますよね。

その時間をお互いに取ることができるように
調整することが大切です。

また、今の時代
LINE等でやり取りをすることが多いかと思いますが、
大事なことは時間がなくても
現地でお打ち合わせすることをおススメします。

対応策③
いいなりはNG!わからないことは必ず聞く!
耐震性能や断熱性能など
特に専門用語が多い内容の場合、
どうしても「あ、そちらにお任せします。」となりがちです。
デザインについても、
デザインの系統が強い会社さんの場合、
設計士さんの独断で工事が進む場合もあります。

もちろんお任せしたほうがいい場合もありますが、
性能や見た目の部分に関しては
しっかりと提示してもらった後に
自分たちが納得できるまで
内容を聞いたほうがいいです。

家づくりは決めることが多いので、
途中から「もうそのあたりはお任せします」と
言ってしまう人もたくさんいますが、
できれば最後まで根気強く
ご自身が携わったほうが
建てた後に後悔が少ない家づくりになります。

対応策④
金額の内訳を確認する。
設計段階や工事中に
追加工事が発生することはよくあることですが、
その都度金額を確認していますか?

安くなるならまだいいのですが、
高くなる場合は
必ずその都度金額を出してもらい、
どれだけ上がっているのかは
確認するようにしてください。

大きい買い物なので、
金銭感覚がマヒしやすくなっています。
自分が出せる金額はいくらまでなのか、
よく把握してくださいね。

もっと言えば、
それを忠告してくれる営業さんがいいですね。
そろそろ予算オーバーになるかもしれませんが
大丈夫ですか?と
一言あるだけで安心感が違うかと思います。

対応策⑤
とにかく現物を見る
色決めなどの打合せの際には
必ずカタログやカットサンプルを使って
色やデザインを決めていきます。
しかし、それだけでは思っていた色やデザインと
相違が出てきます。
どうしてもカタログなどの写真だと
色が鮮やかに見えてくるし、
カットサンプルなどの小さいものだと
色が濃く見えてきます。
それが、完成したときに
「思っていたのと違うな?」の原因です。

それを防ぐためには、
とにかく現物を見るしかありません。
写真やサンプルだけでなく、
色々な現場見学会や展示場を回ってみたり、
町を歩いているときに外壁を少し見たり、
友達の家に行った際には内装を見る。

そうすることで、
選んだものと実際に使われるものの
相違が少なくなります。

これも時間がかかる大変なことですが、
この時間を取るか取らないかで
仕上がりは大きく変わります。
最低でも2件以上は
見に行くことをおススメします。

まとめ

色々なことを書きましたが、
一番は「建てた後の暮らしをどれだけ想像できるか」が
ポイントだと思います。

新しい家にはどんな家具を置いて、
どんな生活を送るのか?
日曜日は庭でバーベキューでも出来たらいいな…。
なんてことを想像すればするほど
家づくりは成功に近づきます。

せっかく建てる家ですから、
いつまでも快適に過ごせる家になるように
進めていってください。

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