スタッフブログ検査の大切さ!
会長 2022/09/16
こんにちは、
まだ暑さは幾分残ってはいますが
すっかりと秋らしくなりました。
稲刈りのほうも大分進んでいますが、
来週は台風の予報もあって、
雨も降りそうです。
私たちもそうですが、
農家の方もお天気の良いことが
何よりです。
さて今日は、
建物の検査のお話をします。
今回、久々に新築の
現場管理を行っています。
先日、家の解体が終了し
基礎工事が始まっていますが
一昨日鉄筋の検査を行いました。
鉄筋の太さ、長さ、
つなぎ合わせるところの
重なり部分の長さ、
ちゃんと結束してあるか?
などなど、かなり細かく
チェックをしています。
もちろん、私たちが独自でするのではなく
国で認定を受けた
専門の検査官が検査をします。
設計図を見ながらきちんとチェックをし、
証拠写真をしっかりと撮影していくのですが、
私も久々に立ち合いました。
こんな時ってどうです?
悪いことをしているわけではないですが
無事にOKが出るか
少々ドキドキします。
もちろん、一発OKで昨日は
コンクリートの打設を行いました。
今後は金物検査や構造検査、
防水検査、そして完了検査と
まだ何回も検査を受けます。
そして、しっかり検査を受けて
合格を頂けると
聞いたことはないかも知れませんが
住宅瑕疵保険というものを
掛けられることになります。
この瑕疵保険は建てた業者が
修理をするお金がなくて
修理することができなったことや、
建てた業者さんが
倒産や廃業で修理が出来なく
お客様が悪くもないのに
自分でお金を出さないと
修理などができないことが結構あって
法律化されたものです。
瑕疵保険の内容は、
10年間の間に
検査をしっかりした建物で
不具合が出た場合に
お客様でもなく、工務店でもなく
保険会社がお金を出して
修復してくれる保険です。
ですから検査はかなり厳格になっていますが
いくら厳しく検査しても
完ぺきということはありませんので
全国では、やはりこの保険を使って
修理をするところもあるようです。
おかげさまで当社では
今までにそういった不具合が出たことはありません。
この保険制度が出たことで、
手抜き工事や
間違いによる不具合は画期的に減って、
お客様もかなり安心できるのではないか
と思います。
ただ、仕上げに関しては
上手とか下手とかはありますので
それぞれお願いした会社さんと
お引渡し前に
しっかりチェックをしてくださいね!