二代目ブログえ!?それって地域性なの?雪国の家づくり
2024/11/26 家づくり
え!?それって地域性なの?雪国の家づくり
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
先日とあるYouTubeを見ていて
ちょっとしたカルチャーショックを
うけました。
今日のブログでは
そんなお話をしながら
雪国ならではの家づくり
についてお話をしていきます。
東日本・北日本の文化だった…
ショックを受けたのが
すじこ
です。
料理系ユーチューバーの方が
いくらを漬ける動画を見ていたんですけど
その時一緒に
生すじこのまま味噌漬けを作っていたんです。
そうしたら
え…待って…!
すじこの筋(膜)の部分ウマ!
普通に
生すじこの醤油漬けって商品
つくればいいのに!
という発言をしていて
私は
それってすじこじゃね…?
という疑問を感じました。
気になったので調べてみたら
すじこは
東日本・北日本の食文化で
西日本のほうでは
あまり食べられていないそうなんです。
これにはビックリしましたね!
雪国だけの文化って結構ある!
東日本の文化ということは
雪に関係することが
結構多いのかなと思います。
すじこも
もともとは保存食として
食べられていたものだそうです。
食だけではなく
様々なところで
雪国ならではの文化って
多いですよね。
もちろん
住宅だって雪国だけの文化が
結構たくさんあるんですよ!
柱が太いのは雪国だけ?
建物の構造のお話をすると
柱や梁が太いのは
雪国だけの仕様です。
雪国の柱は
4寸角と言われる
12cm角の柱を使用することが多いです。
しかし
雪が降らない地域…
一番近いところで言えば
長岡くらいからは
3.5寸角…つまり
10.5cm角の柱を使用しています。
これは
雪の重さに耐えられるように
昔から雪国では4寸角が使われており
現代でもそれがそのまま
引き継がれているのです。
なので
他の地域に行った際に
建物を見てみると
柱が細いなぁ!
と感じると思いますよ。
雪国でも柱が細くなっている?
しかしながら近年では
雪国でも徐々に
柱が細い家が増えてきています。
というのも…
落下式の屋根や融雪の屋根であれば
基本的に雪が降らない地域と
同じことになるので
わざわざ柱を太くする理由がないからですね。
水落住建でも
何件か細い柱で建てましたが
特段問題もなく住まわれています。
細くすることで
何が大きく変わるのかと言いますと
金額です
材料が小さくなるわけですから
当然価格も安くなります。
その差なんと
およそ20万円~50万円ほどです。
結構大きな差額ですよね。
なので最近では
お客様に説明をしたうえで
ご納得いただけたら
柱を細くするようにしています。
さすがに
耐雪式屋根の場合は怖いので
4寸角のままで建てています。
まとめ
今日のブログは
雪国ならではの家づくり
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
今回は柱のお話でしたが
他のも雪国ならではの項目が
結構多くありますので
ちょいちょいお話しできればと思います。
ハウスメーカーさんとも
造りが違ったりしますので
気になる方はまた読んでみてください。
ちなみに
最初にご紹介した
ユーチューバーさんは
テロップですじこのことについて
書かれていたので
編集中に調べられたのかなと思います。
他県に行ったときに
その地域ならではの
食文化に触れるのも楽しいですよね。
こんな話していると
どこかへおいしいの食べに
行きたくなっちゃいますね(笑)
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それでは
また明日!