二代目ブログ住まいに“余白”を。ゆとりを感じる空間づくりのヒント
2025/10/12 間取り
住まいに“余白”を。ゆとりを感じる空間づくりのヒント
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
最近自宅でふと
建物の余白って重要だな
と思うことが増えてきました。
というのも
我が家にはいくつかの
余白や間(ま)があるのですが
これが
暮らしにゆとりを生む役割を
果たしてくれているように感じます。
そこで今日は
我が家の実際の例をお伝えしながら
建物における余白の重要性
についてお話をしていきます。
詰め込みすぎない設計
先日書いた収納でも
収納をキレイに保つには
7割程度にして余白が必要ですよ~
とお伝えしましたが
それは収納だけではなく
建物全体でも同じことが言えます。

ただ広くするだけではなく
ちょっとした余白の空間を作ることで
実際の畳数よりも
ものすごく広く感じるように
することが出来ます。
いわゆる
抜け感
ってやつですね。
余白があることで
家具や照明が引き立つし
自分たちの心にも
不思議とゆとりが生まれてきます。
廊下やホールにも役割を
デザイン性の高い会社で
よく言われるのが
ホールや廊下を
ただの通路として作る家は
もったいない!
と言われます。
私もデザイン系の講習を
何度か受けていますが
どの講習会でも同じようなことを言われました。

例えば我が家は
2階には廊下が無く
こんな感じで
3帖程度のホールになっています。
これくらいの空間があると
例えばここに観葉植物を置いたり
写真を飾ってみたりしても
素敵な空間になりますよね。
横と縦の余白で広がりをつける
ちなみに余白は
横だけでなく
縦の空間の活用も重要です。

我が家の吹き抜けは
せいぜい2帖程度なので
非常に小さな吹き抜けですが
これがあるだけでも
全然空間の見え方が違います。
試しにAIに
吹き抜けを消してもらいました。

最初の写真と比べると
かなり圧迫感を感じますよね。
これが
余白の効果です。
小さい面積の家でも
横と縦の空間を上手に使うことで
空間に伸びやかさを
出すことが出来ます。
空間のゆとりが心のゆとりに
立場上
家にいてもついつい
色々なことを考えてしまうのですが
考えが詰まった時や
ちょっと一息入れたいときに
ふと吹き抜けなどの空間が視線に入ると
少しですが
気が楽になるんですよね。
視線が抜ける感じがして
リセットできる感じです。
これは
子育て中の忙しい方たちにも
言えることで
空間に余裕があることで
自然と心に余裕が生まれるので
今以上に
余裕を持って
子どもと触れ合えるようになってきます。
”無駄なスペース”
ではなく
大切な余白スペース
として活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今日のブログは
建物における余白の重要性
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
限られた予算・大きさで
余計なスペースが出来ちゃうと
つい収納を置いたり
もったいないと思いがちですが
実はその場所が
自分たちの生活にゆとりを与えるために
すごく重要な
余白スペースだったりします。
これから間取りを考える方は
ぜひ
暮らしのゆとりと余白スペースについて
考えたうえで検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに余白の作り方は様々です。
お伝えしたような
ちょっとした空間だったり
吹き抜け空間もあれば
立地によっては
窓を活用して
外とのつながりを出す余白を
つくったりもします。
気になる方はぜひ
お気軽にご相談くださいね。
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それでは
また明日!