二代目ブログ坪単価の見方に注意!その金額に”何が含まれている”か確認を!

2025/10/17 お金・資金計画

坪単価の見方に注意!その金額に”何が含まれている”か確認を!

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

先日同業者の方との話で
今は坪単価〇〇円くらいだよね~
みたいな話をする機会がありました。


坪単価って
家づくりをしようとしている方なら
何となく聞いた事があると思いますが


実はあの数字を
そのまま信じてしまうと
痛い目を見るかもしれません…。


そこで今日は

坪単価に含まれる金額

についてお話をしていきます。

そもそも「坪単価」とは?

まず簡単に
坪単価についてお伝えしますね。

【坪単価とは?】

建物本体価格÷延床面積(坪)
で計算される建物の金額。

建物価格3000万円に対して
面積が30坪の場合

3000万円÷30坪=100万円/坪

となる。

これは建設業界で
広く使われている
建物の金額の目安となる数字で

チラシやHPなどに
記載されているため

目にしたことがある人も
多いのではないでしょうか。


しかし
この坪単価で注意するべきなのは

建物本体価格がベース

というところです。

つまり
総額ではないことに
まずは注意するようにしてください。

坪単価に含まれるもの・含まれないもの

坪単価に含まれるものは
会社によって違うため
一概にお伝えすることは出来ませんが…

ハウスメーカーやローコスト住宅の場合
以下のように分けているところが
多い傾向にあります。

【含まれているもの】

基礎・柱・屋根・内装・住宅設備
その他必要な工事手間

【含まれていないもの】

外構工事・給排水の引込・地盤改良
設計費用・カーテン・照明

このように
含まれているものは
あくまでも建物をカタチにするためのもので

外構やカーテン・照明などの
いわゆる飾りつけの部分については
別途費用としていることが多いです。

なので
坪単価の表示としては安いのですが
実際に蓋を開けてみると

あれやこれやと追加になり
坪単価が10万円くらい上がった…
なんて話はよく聞くことです。

坪単価の仕様を確認する

基本的に坪単価は
最安値ベースで表示されることが多いです。


つまり
建物の性能としてもそこまで高いものではなく
使っている設備機器についても
グレードが低いものを選定している可能性があります。



雪国である十日町の場合
屋根の形状や断熱仕様などで
坪単価が大きく変わる場合もありますし

選んだ設備機器によっては
坪単価が急増する場合もあります。


実際に話を進めた後に

こんなに坪単価高いなんて
聞いてないよ!

とならないためにも
ある程度初期のタイミングで
坪単価の内容について
しっかりと説明を受けたほうが良いと思います。

確認しておくべき3つのポイント

坪単価でのギャップを防ぐために
あらかじめ
以下の3つについて聞いておくと
良いと思います。

①坪単価に含まれる項目

照明器具やカーテンなどは
含まれているのか?

②標準仕様の詳細

断熱等級や使用する設備のグレードを
あらかじめ確認しておく。

特に十日町は
寒さの厳しい地域のため
長岡や新潟とは仕様が違うことに
注意が必要。

③建物以外で発生する費用

申請費用や登記・契約印紙代などの
諸費用はどれくらいかかるのか?

冬季に工事をする場合
別途費用が掛かるのか?

地元工務店外で建てる場合は
特に注意が必要。

この3つをあらかじめ聞いておけば
坪単価に対するギャップも減りますし

実際にグレードアップした場合に
坪単価がどれくらい上がるのかも
わかりやすくなるのでおススメです。

後悔のない家づくりのためにも

物価上昇が続く時代ですから
できるだけ安く
家を建てたいと思う気持ちもよくわかります。

事実最近では
十日町でもローコストメーカーの看板を
チラホラ見るようになりました。


ただ…
話を聞いてみると結局
坪単価通りの金額ではなく
それなりに上がった金額になっているそうです。


それでも
地元の工務店よりは安いとは思いますが


上がるくらいなら
地元に頼めばよかった…


という後悔をしている人も
いらっしゃいます。


そうならないためにも
価格だけに飛びつかず

検討段階で
地元の工務店の話を聞いてみることを
強くおススメします。


せっかくの家づくりですから
後悔のないようにしてくださいね。

まとめ

今日のブログは
坪単価に含まれる金額
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

目安として
坪単価があることについては
問題なのですが

それだけを基準として考えてしまうと
後々後悔する可能性もあります。


このブログを読んだ方は
坪単価の内容を知ったうえで
検討するするようにしてください。


ちなみに水落住建では
その辺りをしっかり踏まえて
資金計画を行いますので

建物価格とそれ以外の価格を
明確に知ることが出来ます。

その辺りは
また後日ブログで書きますので
どうぞお楽しみに!

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それでは
また明日!

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