二代目ブログ数値より体感。高断熱の家で感じる「暖かさ」の違い
2025/10/26 断熱・気密
数値より体感。高断熱の家で感じる「暖かさ」の違い
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
昨日・今日の2日間で見学会開催している
新築の現場ですが
そのお家のUA値は「0.45」。
試運転でエアコンを付けてみると
暖房の効きが全然違うんです。
今回は
数値だけでは伝わりにくい
断熱性能の体感
についてお話しします。
UA値とは?どんな意味の数値?
ご存知の方も多いかもしれませんが
そもそもUA値とは
どんな数値なのか
簡単にご説明します。

【UA値とは?】
UA値(外皮平均熱貫流率)とは
「家全体の熱の逃げにくさ」
を数値化したもの。
数値が小さいほど
断熱性能が高いことを表しています。
2025年4月から
省エネの基準法が変わり
断熱等級4以上の数値でないと
建物を建てることが出来なくなりました。
この断熱等級4の基準は
地域によって差があるのですが
十日町市では
UA値0.75以下
とされています。
それと比べて
今回の住宅は
UA値0.45
となっているので
数値だけで見ると
かなり高性能なことがわかりますね。
数値だけではイマイチわかりにくい
国の基準で断熱性能が数値化され
わかる人にはわかりやすくなったのですが
馴染みがない人からすれば

その数値は
一体どれくらい
性能が良いんですか…?
ってなりますよね。

そうなんです。
最近では家を建てる際に
色々勉強されている方が多いので
UA値について
知っている方は多いのですが
その数値が
どれほどの断熱性能なのか
体感をしたことがある方は
あまり多くありません。
体感していたとしても
比較・検討までされている方は
かなり少ないと思います。
実際に体感することが大切
数値でわからないのであれば
実際に体感することが
一番手っ取り早いです。

今回の住宅で
実際に私が体感したことを
お伝えします。
24日の午前10時頃に
暖房を23度設定で運転し始めて
11時までには
家の中が何となくあったかいなぁ…
と感じくらいまでは温度が上がりました。
その後
午後1時半頃に見てみると
室温はすでに22度まで上がっており
家の中が十分過ごしやすい温度へと
上がっていました。
さらに
家の中のドアを全て開けたままにして
暖房を運転したままで一晩おいて
25日の朝8時半頃に入ってみると
家中が暖かくなっていて
見学会に来られた方も

すごくあったかいね!
と驚かれていました。
このように
数値でわからないことは
やはり自分で体感してみるのが
一番早いですね。
これから家づくりを考えているなら
これから家づくりを考えている方は
ぜひ色々な展示場へ
見に行ってみてください。
その際に
その住宅のUA値を確認して
そのUA値だとどれくらいの体感温度になるのか
体感していただくのが
住み始めてからも
後悔が少ない断熱性能の決め方だと思います。
建築会社や設計士によって
断熱性能は○○以上が理想です
と言われることもありますが
大切なのは
自分が過ごしやすいかどうか?
です。
ぜひご自身で体感していただき
後悔のない家づくりにしてくださいね。
まとめ
今日のブログは
断熱性能の体感
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
断熱性能は
人から聞いただけでは
なかなかイメージ出来ないものです。
これから家づくりをされる方は
手間を惜しまずに
ぜひ色々な会場へ
足を運んでいただき
ご自身に合った断熱性能を
決めるようにしてくださいね。
ちなみに水落住建では
断熱等級5
UA値0.5~0.56程度を
標準仕様としています。
今回の住宅は
面積が小さいお家だったり
窓が少なかったりしたので
これだけの高性能になりました。
普段の住宅の性能が
どの程度のものかもぜひ見てもらいたいので
次回の見学会開催が決まった際には
ぜひお越しくださいね。
家づくりで
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聞いてみたいことがありましたら
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それでは
また明日!