二代目ブログ光を少し落とすだけで、家の雰囲気はこんなに変わる
2025/10/31 照明プラン
光を少し落とすだけで、家の雰囲気はこんなに変わる
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今日はハロウィンですね。
イルミネーションをしているお家や
まちの飾り付けで
オレンジ色の灯を
10月初旬からちょくちょく見かけていました。
このやわらかい光を見ていると
家の照明について
つい考えてしまうことがあります。
日本の照明は
どうも明るすぎる傾向にあるので
お家を建てられる方も
明るい照明で明るい部屋を求める方が多いです。
でも実は
明るすぎない灯り
のほうが家の雰囲気を
グッと心地よくしてくれるんですよ。
明るすぎる照明は落ち着かない?
みなさんもご存知の通り
電気には色々な色があります。

写真のような
昼白色(白い光)
電球色(オレンジの光)
温白色(中間色)
この3色が代表的です。
日本人の多くの方は
「明るい部屋が良い」と言って
昼白色か温白色を選ばれます。
しかし
昼白色や温白色のような
明るい白っぽい明るい色は
安らぎや安心感よりも
集中力
を重視した色になるため
夜に少しゆっくりした時間を過ごしたい場合は
不向きな色になります。
つまり
リビングや寝室では
明るさよりも安心感を与えるような
少しトーンを落とした色を意識すると
雰囲気のあるお部屋になります。
オレンジの灯がつくる”落ち着く時間”
電球色は
夕日や焚火に近い波長になっているため
心を落ち着けて
家族の会話も穏やかになるような
効果があります。

また
明るすぎるよりも
少し暗がりのほうが
人間の心理的にも
「こもる」「包まれる」
といった安心感を与えるそうです。
今の季節は
少し肌寒いですが
落ち着いた夜の時間を過ごすには
ピッタリの時期です。
そんな時間をゆっくりと過ごすには
安心感を与えるオレンジ色の光は
欠かせないですね。
暗くなりすぎないための工夫
電球色を使うことで
家全体が暗くなることを
懸念される方もいます。
電球色だけだと
暗くなってしまう場所にはぜひ
セカンド照明
を計画していただきたいです。

メインの照明1つだけで
ことを済ませるのではなく
1つの部屋に対して
複数の照明器具を設置することで
シーンに合わせた使い方が出来ます。
シーリングライトや
ダウンライトだけで済ませずに
ブラケットライトや間接照明なども
上手に活用した照明計画を
行うようにしてください。
素材を優しく照らす色合い
電球色はほかの電気の色と比べると
無垢材や漆喰などの自然素材との
相性が非常に良いです。

素材を優しく照らしてくれるため
無垢材のぬくもりを感じやすくなり
漆喰壁やアクセント壁で
凹凸を利用した陰影計画なども
非常に活かしやすいです。
家の中全てをする必要はありませんが
どこか1カ所だけでも
素敵な空間を
つくってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今日のブログは
明るすぎない灯り
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
寝る前に明るいところへいると
睡眠の質が下がるとも言われています。
リビングや寝室などで
ちょっとした
落ち着ける灯空間を作っておくと
普段の暮らしの色合いが
少しだけ変わるかもしれませんよ。
照明計画で詳しく聞きたいことがある方は
ぜひお気軽にお声がけください。
明日から3連休ですね。
どこかにお出かけされる方も
いらっしゃるかもしれませんね。
ただ
どうやら天気はあまり良くないそうなので
お出かけされる際は
十分お気をつけてお出かけください。
家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!
それでは
また明日!