二代目ブログ動線を考えると暮らしが変わる。横だけじゃない「縦の設計」の話

2025/11/10 間取り

動線を考えると暮らしが変わる。横だけじゃない「縦の設計」の話

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

本日11月10日は
エレベーターの日らしいです。

1980年に東京・浅草の凌雲閣に
日本初の電動式エレベーターが
設置されたことが由来とのことです。


エレベーターと言えば
高層マンションやビルなど
”人を上下に運ぶ”ための装置ですよね。

でも実は
私たちの暮らしの中にも
縦の移動を考える場面はたくさんあります。


例えば
1階で洗濯をして2階で干す
2階の子ども部屋に声をかけに行く…

こうした日常の動きも
縦の動線が暮らしやすさに大きく関わっています。

今日はそんな

縦の設計

について
快適に暮らすためのヒントを
お話していきます。

家づくりで大切なのは”横の動線”だけじゃない

家づくりの中で動線というと

キッチン→パントリー
洗濯→サンルーム


などの
家事動線が代表的ですよね。

でも実際の生活では

階段を何往復するか
1階と2階の温度差
収納の高さ


などの
上下の動きもかなり多くあります。


特に十日町では
冬に外で洗濯物を干せないので

「洗濯をする場所」「干す場所」「収納する場所」
の縦の流れを考えることが
重要です。

暮らしがスムーズになる階段の位置

住宅における縦の設計・動線
に欠かせないものが

階段

になります。

階段を設置する位置や形によって
暮らしのスムーズさが
大きく変わります。


例えば…

【リビング階段】

・家族の出入りが見やすくなる
・必然的に家族のコミュニケーションが広がる

【水廻り付近の階段】

・洗濯動線がスムーズになる
・入浴→寝室までの動線が短くなる

このように
階段の位置を変えるだけで
生活動線が大きく変わります。


その他にも
直階段の方が荷物を持っての
上り下りが楽だったりもしますので

階段の形も
検討する必要があります。

部屋で考える縦の動線

階段の位置と同時に
その他の部屋の配置も
縦動線を考える必要があります。

例えば

階段の位置を
1階の水廻り付近に計画したのなら

2階の階段付近には
サンルームやファミリークロークを
計画すると
洗濯動線が短くなりますよね。



その他にも

リビング階段にしたのなら
2階の階段付近には
セカンドリビングやフリースペースを計画すると

家族間のコミュニケーション動線が
より短くなります。


このように
階段+部屋で縦動線を考えると
より暮らしやすい住宅になっていきます。

コンパクトな家にこそ”縦動線”を取り入れる

最近のお家は
30坪前後のコンパクトな住宅が増えています。


限られた面積でも
快適に暮らすためにも

上下の空間をどう使うか

が重要なポイントになります。


例えば
リビングに吹き抜けを採用して
開放感を出してあげることで
視覚的に広く感じることが出来ます。

その他にも
ロフトを活用した収納や
床下を活用した収納など

横に面積を増やすのではなく
縦をどう使うか?が
コンパクトな住宅で
欠かせないものになります。


左右だけでなく
上下の空間をうまく活用して
魔位置の家事や動きが
スムーズになるよう
考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今日のブログは
縦の設計
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


十日町では
高床式住宅が普及していたので
1階を物置や車庫として活用している住宅が
今も多くあります。


しかし昨今の物価上昇の影響で
3階建ての住宅を見ることも少なくなりました。

限られた予算の中で
生活動線のスムーズさや
収納量の確保をするためにも

ぜひ上下の空間利用を
検討してみはいかがでしょうか。


ちなみに我が家も
上下の生活動線を考えた造りになっているので
気になる方は
ぜひ聞いてみてください。


実はちょうど今現在
一般住宅への
エレベーター設置工事を行っています。

この工事に関しては
機会があれば
改めてご紹介したいと思いますので

その時をお楽しみに~

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それでは
また明日!

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