二代目ブログトイレの”正しい流し方”知ってますか?住まいを守る大事な話
2025/11/13 設備機器
トイレの”正しい流し方”知ってますか?住まいを守る大事な話
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
最近SNSで
「トイレの正しい流し方」
についての投稿を
ちょくちょく見かけます。
一見ちょっとした話題に聞こえますが
実は
家を長持ちさせるために大事なポイントなんです。
今日はそんな
意外と知られていない
トイレの正しい流し方
についてお話していきます。
トイレがすぐ詰まる!その原因は…?
SNSでの投稿を見かける前から
弊社のお客様からも

トイレが詰まってしまって…
古いトイレの時はこんなことなかったのに…
このようなご相談を
受けることが年に数回ありました。

実はこの問題
新しいトイレで起きやすい現象なんです。
というのも
最近のトイレは節水型のものが多く
小で流すと3~4L
大で流すと5~6L程度の
水量で流すように設計されています。
型式の古いものと比べると
水の流れる量が半分くらいになっているので
かなりの節水になっていることがわかります。
当然
水道代の節約としては非常に良いのですが
正しく使わないと
詰まる原因になってしまいます。
小と大のレバーを正しく使おう
多くの方が勘違いしているのが
小と大のレバー使い方です。

おそらくですが
小は尿の時に
大は便の時に使うように
している方が多いかと思います。
しかし実際は
小レバーは尿だけを流すとき
にしか使ってはいけません。
尿以外にトイレットペーパーを
一緒に流す場合は
大で流すのが
正しい使い方になっています。
これを間違えると配管内で
ペーパーが詰まってしまい
流れが悪くなる原因となります。
また
配管経路が長いお家の場合は
より影響が出やすいので
小と大の使い方は
間違えないようお気を付けください。
流せるお掃除シートは流していいの?
最近100円ショップや
ホームセンターなどでよく見かける
流せるトイレシート
ですが…
あれは出来るだけ
トイレに流さないほうが良いです。


流せるって書いてあるのに
なんで流しちゃダメなの?
と思った方
ぜひ商品の取り扱いを
よーくご覧ください。
おそらくですが
トイレの機種によっては
流せない場合があります
このような記載が
されているかと思います。
そしてこの機種こそ
今の節水型トイレのことなんです。
トイレの取り扱い説明書を読むと
尿・便・トイレットペーパー以外は
流さないでください
と記載されています。
つまり
お掃除シートを流すことは
想定されていないことになります。
これを知らずに
全国でトイレが詰まったという被害が
多く上がっていますので
お掃除シートは出来るだけ
ゴミ箱に捨てるようにした方が
間違いないかと思います。
メンテナンス費も高くつく!
万が一トイレが詰まってしまった場合
設備業者を呼んで
つまり解消をしてもらう必要が
あるのですが
すぐに解消できたとしても
3000円~
便器の脱着が発生した場合は
1万円以上かかる場合もあります。
その場合
水道代よりも確実に高くなりますので
トイレを流す際は
ぜひ正しく使うようにしてください。
まとめ
今日のブログは
トイレの正しい流し方
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
トイレを正しく使うことで
つまりや故障・悪臭を防ぐことにも繋がります。
毎日使うものですから
ぜひこのブログをきっかけに
正しく使うようにしてください。
ちなみに
タンクレストイレの場合は
その土地の水圧も関係するので
もしも水圧検査をして
水圧が弱いようでしたら
タンクレストイレの採用は
控えたほうが良いかと思います。
覚えておいてくださいね。
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それでは
また明日!