二代目ブログ【建築専門用語】無垢フローリング?複合フローリング?

2024/02/17 建築専門用語

【建築専門用語】無垢フローリング?複合フローリング?

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日のブログの最後でも
ちらっと書きましたが

昨日は新人社員研修として
長岡で開催されていた
メーカーさんの展示会と
設備機器のショールームへ行ってきました。

今日お伝えする建築専門用語は
新人2人が食い入るように話を聞いていた

無垢フローリングと複合フローリング

についてお話していきます。

無垢材とは?

そもそも無垢材とは
どういった素材のことを言うのか?

ものすごく簡潔に言えば

本物の木

のことをいいます。

え?
建築の仕上げって
本物の木じゃないの?

と思われるかもしれませんが

今の建設業界では
無垢材を使う会社と
使わない会社があります。


その理由については
この後説明しますね。

無垢フローリングのメリット・デメリット

まずは無垢フローリングについてです。

無垢フローリングは
先ほどもお伝えしたように
本物の木だけを使用した
床板のことです。

無垢フローリングの
メリット・デメリットは
以下の通りです。

無垢フローリングのメリット

・見た目が非常にキレイ

・肌触りが柔らかい

・木のぬくもり(暖かさ)を感じる

無垢フローリングのデメリット

・金額が高い

・木の伸び縮みがある

・傷がつきやすい

複合フローリングのメリット・デメリット

続いて複合フローリングについてです。

複合フローリングは
無垢板とは違って
様々な木を
貼り合わせた
床板のことを言います。

複合フローリングの
メリット・デメリットは
以下の通りです。

複合フローリングのメリット

・価格が安価

・傷がつきにくい

・木の伸び縮みが少ない

・デザインや色が豊富

複合フローリングのデメリット

・表面が固い

・冷たく感じる

無垢と複合を比べてみた

それぞれのメリット・デメリットを
お伝えしましたが
それぞれを比べたらどう見えるのか?

左が無垢で
右が複合の写真で見比べてみましょう。

まずは仕上げの表面

比べてみるとよくわかりますが
やはり無垢のほうが
高級感やぬくもりがあるように
見えるのではないでしょうか。


もちろん複合のほうも
技術が向上しているため
見比べなければ
なかなか見分けがつかないものも
出てきています。


では続いて断面です。

先ほどお伝えしたように
無垢は本物の木のみ
複合は様々な木を貼り合わせています。

この写真を見るとよくわかりますね。


さらによく見ると
複合よりも無垢のほうが
厚みがあるのがわかりますでしょうか?


これは
複合は様々な木を貼り合わせていて
無垢よりも強度が出やすいので
薄くしても大丈夫ということで
コストカットも含めて薄くしています。



では最後に
耐久性についてです。

同じ10円玉で
同じようにこすってみました。

写真では少しわかりにくいかも
しれませんが…

実際は無垢のほうは
手で触ればわかるくらいへこんでいますし
複合のほうは
ほぼへこみはありません。


それだけ複合は表面が強いということですが
逆を言えば固いということなので

肌触りとしては
無垢のほうが柔らかくて
気持ちが良いということになりますね。

まとめ

今日のブログは
無垢フローリングと複合フローリングについて
お話しましたが
いかがだったでしょうか。

見ていただいた通り
それぞれにメリット・デメリットがあるので
無垢板を使う会社と
使わない会社があるんですね。

正直一番の理由としては
価格が大きいかと思いますが…


個人的には
予算に余裕があるのなら
リビングなどは
無垢板を使ってみても
良いのかなと思います。

色々な仕上げ材がありますので
気になる方はぜひご相談くださいね!


一般の方からすれば
そこまで気にして
生活をしたことが
ない人のほうが多いかもしれないですが

いざ見てみると
良いものはいいなぁと
感じますね。

長年住む家になるわけなので
いざ新築やリフォームをすると
決めたときには

ぜひ色々と見てみてくださいね!

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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