二代目ブログ【建築専門用語】内装制限って何?
2024/11/02 建築専門用語
【建築専門用語】内装制限って何?
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今日の建築専門用語は
内装制限
についてお話をします。
以前も少し書いたことがあるのですが
より詳しく・わかりやすく
お伝えしていきます。
内装制限とは?
そもそも内装制限とは
どんなものなのか?
ものすごく簡単に
わかりやすくお伝えするなら…
部屋の壁と天井を
燃えにくい素材に
してくださいね
という法律です。
要するに
火事になった際に
出来るだけ燃え移らないように
仕上げてくださいね
というのが
建築基準法で定められています。
対象になる建物は?
内装制限が対象になる建物は
基本的にはほぼすべての建物です。
ビルやホテル
映画館などの
特殊建築物と言われるものだけでなく
一般住宅にも
内装制限は対象となります。
違うものとして
内装制限がかかる部屋と
どこまでの仕上げに
する必要があるのか?
というのが違います。
今回は一般住宅について
詳しくお話をしますね。
一般住宅で対象になるのは「キッチン」
一般住宅で
内装制限の対象となるのは
主にキッチンです。
最近はLDKで一部屋に
なっていることが多いと思いますが
その場合はLDKすべてに内装制限が
かかります。
キッチンがガスコンロの場合に限り
壁と天井に内装制限がかかります。
現在普及している
ビニールクロスであれば
特段気にする必要はありませんが
化粧梁が出ていたり
壁や天井の仕上げに
木材などを使用する場合は
仕上げの面積が制限されます。
ちなみにIHの場合は
内装制限がかからないので
仕上げに木をふんだんに使いたい場合は
ガスコンロではなく
IHにしてください。
車庫も内装制限がかかる
一般住宅で内装制限が対象となるのは
キッチンだけではありません。
実は車庫も
内装制限の対象となります。
車の燃料にはガソリンが
使われていますので
何かあった際に
爆発→火災
となるからですね。
稀に
車庫の中の仕上げに木材を
使用しているお家がありますが…
あれはちょっと色々とやると
出来る裏技があるんです…
ここで書くのは
少し忍びないので
気になる方は
直接お問い合わせください。
まとめ
今日のブログは
内装制限
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
内装制限を守らないと
建築基準法違反となりますので
許可が下りません。
必ず守るようにしてくださいね。
それにしても今日は
天気が悪いですねぇ…
そのせいで気温も低いし
みなさん風邪とか
気を付けてくださいね。
来週からも
グッと気温が下がるみたいなので
いよいよ冬ですかね…。
冬タイヤ交換しないとなぁ…。
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それでは
また明日!