二代目ブログ高断熱・高気密の基準って何?あいまいな文言を鵜呑みにしない!

2024/11/08 省エネ

高断熱・高気密の基準って何?あいまいな文言を鵜呑みにしない!

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

寒くなってきたので
しばらく断熱のお話を
していましたが
今日はその断熱基準についてのお話です。

意外と建築の用語って
あいまいな言葉が多いんです。
ということで今日の内容は

高断熱・高気密に惑わされるな!

という内容でお話をしていきます。

断熱性と気密性

最初にお伝えするのは
断熱性と気密性についてです。

断熱性については
言わずもがなですが

家の中に熱が入りにくい
家の中の熱が出にくい
という性能です。

断熱性能を表す数値は
UA値(ユーエーチ)で表示され
UA値が低ければ低いほど
断熱性能が高い住宅になります。



対して気密性ですが
気密性というのは
家の中の隙間が
どれだけ少ないか?
を表す性能です。

外の空気・家の空気の
出入りを少なくした方が
当然断熱性能も良くなります。

なので気密性も非常に重要な
項目になります。

気密性能を表す数値は
C値(シーチ)で表示され
C値が低ければ低いほど
気密性能が高い住宅になります。


前置きが長くなりましたが
この前提を知ったうえで
ここから先をお読みください。

高断熱・高気密とは?

近年ではどこの住宅会社も
当たり前のように
高断熱・高気密をうたっています。

さすがにもう
建設業界だけでなく
一般的に広く認知された
言葉だと思うのですが…

高断熱・高気密であることの

基準って何かご存じですか…?

これたぶん
ほとんどの人が
答えられないと思うんですよ。


なぜなら
高断熱・高気密の
基準が決めらていないからなんです。


明確に
UA値が○○以上!
C値が○○以上!

と決められていれば
それを目安に言えるのですが

それが決められていないので
高断熱・高気密という言葉は
実は言ったもの勝ちなんです。


そもそも
高断熱・高気密が言われ始めたのが
昭和後期からなので
その当時の基準のまま現代の基準を言われても
あてにならないですよね。

知るべきは数値!言葉を信用するな!

ここまでお話をすれば
このブログを読んでいる方なら
御察しがある程度つくと思いますが…


高断熱・高気密という言葉は
信用ならないのです。
基準がないので。


なので
今の時代に必要なのは

数値を聞くこと

です。

さっきから言っている
UA値とかC値ですね。

これを聞かないと
本当に高断熱・高気密なのか
わからないのです。


ということは?

UA値やC値を言えない会社は
信用性に欠けるし

このブログを読んでいるあなた自身も
UA値やC値について
ある程度の知識を
つけておかなければいけないということです。


それをお伝えしたいのですが…

今日も長くなってしまいましたので
この続きはまた明日…。

まとめ

今日のブログは
高断熱・高気密
についてお話をしましたが
いかがだったでしょうか。

最初にも言いましたが
建設業界で使われている言葉は
結構あいまいな基準の言葉が
多いです。

特にいいように使われている言葉が。

なので皆さんは
何かよさそうに聞こえる言葉は
その裏付けがちゃんとあるのか
しっかりと聞くようにしてください。


今朝のニュースで
ちょっと衝撃的なニュースを
見ました。

その内容については
また後日書きますが…

つくづく地盤改良って
大事だなぁと思いましたね。


地盤改良のブログ
この間書いたばっかりなんだけどなぁ…(笑)

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