二代目ブログ【建築専門用語】UA値とC値の目標値は?

2024/11/09 建築専門用語

【建築専門用語】UA値とC値の目標値は?

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

高断熱・高気密について
色々書いてきましたが
今日で一区切りになります。

まだ読んでいない方は
コチラからどうぞ↓

今日お伝えするのは
高断熱・高気密の基準となる数値を
私なりの缶が出お伝えしますので
ぜひ参考にしてください。

高断熱・高気密の基準の数値は?

まず簡単におさらいから

昨日のブログで
高断熱・高気密という言葉は
基準がないから
あてにしちゃだめですよー

ちゃんとUA値とC値を
聞くようにしてくださいねー

とお伝えしました。

それでも一応
建築業界的に

この数値だったら

高断熱・高気密だよね!

みたいな暗黙の数値があります。


それが

UA値:0.75W/㎡K以下

C値:1.0㎠/㎡以下

です。

これを超えている建築会社は
高断熱・高気密と言っているところが
多いように感じます。

UA値:0.75W/㎡Kって
2025年以降の最低基準になるので
それを果たして
高断熱と言っていいのかは疑問ですが…

まぁそもそも
高断熱・高気密が昭和後期の言葉なので
しょうがないと言えばしょうがないですね…。

これからに必要な高断熱・高気密の基準

ここからは私が個人的に思う

これ以上の数値じゃないと
これからはダメだよなぁ…

と考えている内容のご紹介です。

私が個人的に思う
高断熱・高気密に必要な数値は

UA値:0.6W/㎡K以下

C値:0.8㎠/㎡以下

だと考えています。


理由としては
UA値は0.6W/㎡K以下で
断熱等級5に認定されます。


C値については
多くの会社が1.0㎠/㎡以下を
目指してやっていますが…

ちょっとした施工不備や
劣化などによって
数値は変わる可能性があります。

そういったことも考えて
0.8㎠/㎡以下にしておくことで
より確実に
高気密といえるのではないかと考えています。


ちなみにこの数値まで行くと
私が先日お伝えした

1階・2階に設置した
大きなエアコンをつけて
扉開けっ放しにして
家中が暖かくなる

この状態まで持ってこれます。

さらに上を目指す「超高断熱・超高気密」

しかし実際
今ご紹介した数値でも

思っていたよりも
暖かくならないんだよなぁ…

というお声を聞くこともあります。

これは
人によって適切な室温が違うので
どうしても起きる現象なんですが…


それすらも感じない
さらに暖かく暮らせる
超高断熱・超高気密の住宅が

UA値:0.46W/㎡K以下

C値:0.5㎠/㎡以下

だと私は考えています。

この数値だと
断熱等級が6になります。
(5地域以南で)

ここまでくると
エアコン1台でも
かなりの効き目が期待できます。


C値は単純に高気密と言われる1.0の
半分として考えていますが
0.5㎠/㎡以下にもなれば
隙間風はほぼ気にならなくなるでしょう。


そしておそらく
これから近い将来
この超高断熱・超高気密が
必須になってくる時代が
やってくるのではないかと
思っています。

私としても
出来る限り早く
新しいモデルを作り
このレベルの住宅をなるべく安価に
ご提供できるように
考えておりますので
もうしばらくお待ちください。

まとめ

今日のブログは
必要になるUA値とC値
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


かなり持論も入っているので
必ず必要か?と言われると
そういうわけでもないのですが

それでも
今後の家づくりの参考には
必ずなると思いますので
頭の片隅で覚えておいてもらえると
非常に嬉しいです。

そして最後にお伝えしますが…

これからの時代

絶対に数値を聞いてくださいね!

ということで
高断熱・高気密編のブログを
締めくくります。


急に寒くなったので
こんなブログを書き始めたのですが…

天気予報を見ると
来週からまた気温が上がるらしいですね…

もう…
ハッキリしないですね!
こちとら体調崩しますよ!(笑)

みなさんも
寒暖差にやられないよう
十分お気を付けください。

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それでは
また明日!

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