二代目ブログ落雷による被害…どうやって防ぐ?
2024/11/28 ブログ
落雷による被害…どうやって防ぐ?
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今朝のニュースで
ANA機に雷が直撃し
ガラスが割れたため
目的地を変更した。
こんなものを見かけました。
恐ろしい話ですねぇ…。
今日はそんなお話から
住宅における雷の被害
についてお話をしていきます。
雷が住宅に落ちることは稀
住宅における
雷の被害と言っても
なかなかイメージが湧かないですよね。
もちろん
雷が直接家に落ちるようであれば
かなりの被害だと思うのですが
一般住宅よりも
背の高いものが多いので
どちらかというと
そちらが避雷針となるので
雷による
直接の住宅の被害は
少ないと思います。
雷による被害はどんなものがある?
では一般住宅で
雷の被害はどのようなものが
想定されるでしょうか。
私が思いつくのは3つです。
①停電による被害
②過電流による家電のショート
③過電流による火事
これですね。
一般住宅で起きる雷の被害は
基本的には電線を伝ってくるものが主です。
電柱や鉄塔に雷が落ち
そこから雷の電圧が電線を通って
一般家庭に侵入
そこから被害が発生するイメージです
雷による被害の防ぎ方は?
では雷による被害は
どうやって防げばいいのでしょうか?
まず最初の停電については
電力会社の問題になりますので
コチラでどうにかできることは
ほとんどありません。
しかし
太陽光発電システムなどの
自家発電ができる家庭の場合は
それで対応することが可能です。
続いて過電流による家電のショートです。
雷の電圧は非常に大きな電圧なので
通常の家電製品に雷の電圧が流れると
ショートを起こしてしまいます。
これを防ぐ方法として
コンセントに雷をガードするための
専用の機械が販売されています。
パソコンなどの電子機器や
大型家電など
心配なものには取り付けておくといいです。
ちなみに
大型家電についているアース線は
あくまでも漏電などのショートによる被害を
防ぐためのものなので
雷などの大きな電圧からは守ることが出来ません。
ご注意ください。
最後に過電流による火事についてです。
先ほどもお伝えしたように
雷の電圧は非常に大きいので
コンセントにプラグを差したままの場合
過電流によるショートが発生し
そこから火災が発生する場合があります。
防ぐためには
雷が鳴った際になるべく早いうちに
コンセントを抜いておくことが重要です。
また
普段からコンセント周りの埃などを
キレイにしておくことも大切です。
雷でブレーカーが落ちたら?
雷が発生した際に
ブレーカーが落ちることがあります。
雷が原因で落ちるブレーカーは
漏電ブレーカー
アンペアブレーカー
安全ブレーカー
このうちのどれかです。
どちらにせよ
雷による過電流の被害を受けて
落ちるものなので
ブレーカーを上げれば
良いのですが…
万が一
過電流でどこかしらがショートしていた場合
ブレーカーを上げた後に
火災が発生する可能性がありますので
必ずコンセントを抜いてから
ブレーカーを上げるようにしてください。
まとめ
今日のブログは
住宅における雷の被害
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
これからの季節は
冬に向けて雷が落ちることが
増えてきますので
心配な方は
何かしらの対策をしておくと
いいと思います。
ご紹介した雷をガードするための機械は
家電量販店やネットで販売されていますので
見てみるといいかもしれませんよ。
それと
万が一被害にあってしまった場合
保険の適用になる場合もあります。
そのお話はまた明日にしますので
明日もどうぞお楽しみに!
ちなみに飛行機の雷事故は
着陸地を変更しただけで
けが人等は一切いなかったそうです。
突然のトラブルにも対応できるよう
パイロットやCAさんは
徹底的に訓練されているんでしょうね
何事もなくて何よりです。
家づくりで
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それでは
また明日!