二代目ブログ「見られているかも…」をなくす。目線を気にしない間取りの考え方

2025/11/26 間取り

「見られているかも…」をなくす。目線を気にしない間取りの考え方

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

今朝のネット記事で
視線トラブルに関する記事を見かけました。


せっかく新築を建てたのに

視線が気になって楽に生活できない
カーテンを開けることが出来ない…


そんな生活嫌ですよね。


これを解決するには
念入りな敷地調査と
間取りの工夫が必要不可欠です。

そこで今日は

視線を気にせずに暮らせる間取り

についてまとめていきます。

視線が気になる家は落ち着かない

実は新築を建てた後のお悩みで

開放感のあるリビングにしたのに
道路からの視線が気になる!

このような失敗例が
全国的にかなり多くあります。

特にリビングは
解放的な空間にするために
大きめの窓を設置しがちです。

そんな大きな窓がある面が
道路や隣家に面していると
視線が気になるのも当然です。


それが原因でストレスとなり
カーテンを閉めたままの窓に
なってしまうお家もあります。


しかしこの問題は

計画段階で
周辺状況を考慮しておくことで
解決できることが多いです。


ではどのような解決策があるのか
確認してみましょう。

窓の位置と高さで目線をコントロール

解放的な空間に憧れて
大きな窓を取り付けたいと思う方は
多くいらっしゃいます。

事実私も設計するうえで
開放性や明るさを考えたうえで
大きい窓を計画することは良くあります。


しかし
その窓が原因で
視線を感じるようになってしまっては
元も子もありません。


そうならないために

窓の位置をずらしたり
高さを変更することで
視線問題を解決する方法があります。

例えば
道路に面する窓は
少し高めの位置にして
部屋の中が見えにくくなるようにしたり


隣家の窓の位置と
ずらして窓を計画するなどすることで
視線を遮ることが出来ます。


これはあらかじめ
敷地調査をしっかりとしたうえで
計画することで
解決することが可能です。

間取りで視線を遮る

窓ではなく
間取りで視線を遮る方法もあります。

私の自宅がそのパターンです。


私の自宅は
道路側が南面なので
大きな窓を取り付けたのですが

視線を遮るために
道路面には車庫を設置して
リビングと車庫の間に中庭(テラス)を
計画しています。


除雪の問題がありますが
井戸などの融雪で解決できるなら
おススメの手法になります。


その他にも
2階にリビングを計画するのも
間取りで解決する方法になります。

2階リビングであれば
雪の問題も解決できますので
こちらもおススメの手法です。

外構や植栽で視線を遮る

窓や間取りで調整が出来ない場合は
外構で視線を遮ることも可能です。

フェンスやシンボルツリーなどを
視線の高さよりも高く設置することで

外からの視線を遮ることが出来ます。


注意点として
窓からフェンスまでの距離が近いと
逆に圧迫感を感じたりすることもあります。


また
外構費用が別途必要になりますので
予算的な問題も出る可能性があります。


できるだけ窓や間取りで工夫をして
解決できなかった場合に
外構での対策を検討してみてください。

まとめ

今日のブログは
視線を気にせずに暮らせる間取り
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


自宅なのに
視線を気にしながら暮らしていくのは
非常に苦痛ですよね。

そんな生活にならないためにも
窓の位置・間取り・外構の組み合わせで
快適に暮らせるように
検討してみてはいかがでしょうか。


今日ご紹介したもの以外にも
解決策はありますので
気になる方は
ぜひお気軽にご相談ください。


そういえば今日は
11(いい)26(ふろ)
の日らしいです。

本格的に冷え込む時期ですから
しっかりとお風呂に使って
身体を温めて

体調崩されないようにしてください。

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聞いてみたいことがありましたら
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それでは
また明日!

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