二代目ブログ「今ある家を増築したいんだけど」は簡単にできる?
2026/09/16 リフォーム
「今ある家を増築したいんだけど」は簡単にできる?
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
先日相談に来られた方で

今ある建物の上に
増築してもらうことって簡単ですか?
このようなお話をいただきました。
実は増築工事は
簡単にできそうで、
意外と難しい工事になります。
なぜ簡単にできないのか?
その理由を分かりやすく解説していきます。
”増築工事”は意外と簡単にできる
増築のご相談は
意外と多くいただきます。

今回のような
平屋の上に増築する場合や、
1階を広くする場合など様々あります。
実は増築工事は
作業自体はさほど面倒ではありません。
工事費はそれなりにかかりますが、
工事として”増築できない”というケースは
割とレアケースです。
では、なぜ増築工事が簡単ではないのか?
それは
申請が必要
だからです。
一定規模以上の増築は”確認申請”が必要
増築をする場合、
増築の床面積が一定以上の面積になると
確認申請を出すように
建築基準法で定められています。

建築基準法では一般的に
「10㎡を超える増築」をする場合
申請が必要と決められています。
帖数で言うと、
おおよそ6帖を超える増築の場合は
申請が必要になります。
10㎡を超える増築をする場合、
新築工事と同じように
増築をするための図面や書類などを準備し、
申請機関に書類を提出し、
現在の建築基準法上問題ないことを確認してもらって
ようやく増築をすることができます。
つまり

なんでもいいんだ。
簡単にパパっと作ってほしいんだよ。
というのは
なかなか難しい時代となっています。
構造材が異なる建物だとより難しくなる
増築の相談で多いのが

今ある
車庫の上に建物って増築できる?
というご相談です。
十日町は豪雪地帯ですから、
コンクリート構造の車庫や
鉄骨構造の車庫をお持ちの方も
多くいらっしゃると思います。

その上に
増築をすることができないか?
というご相談ですね。
実はこのケースが
一番難しいご相談になります。
このケースも、
工事だけで考えれば
そこまで難しいお話ではありません。
面倒なのは申請です。
コンクリートや鉄骨の上に
木造で増築をする場合、
異なる構造を組み合わせた
建物全体として
安全性を確認する必要があります。
それらを踏まえたうえで
構造計算をしなければいけないのですが…
昔と今では
法律が大きく変わっていますので
現在の基準に合わせようとすると、
なかなか難しいケースが多いです。
さらに、
築年数が経っている場合だと、
当時の書類や計算書が残っていないこともあり、
その場合は当時の構造を確認することができないため
計画の難易度や費用が上がることがあります。
構造体が異なる建物で増築をお考えの場合は、
現状建物の書類の有無を
まずは確認してみてください。
まとめ
今日のブログは
増築工事が簡単じゃない理由
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
増築工事は、作業としては
そこまで問題なくできることが多いのですが、
今の建物の構造や法適合状況によっては
希望通りの増築が難しく、
計画変更が必要になることもあります。
そうなると、ある程度の増築をする場合は
無理やり増築するのではなく
今の建物を壊して建てたほうが
簡単に進む場合もあります。
簡単に増築をしてほしい気持ちもわかるのですが、
そうもいかない時代になっていますので、
増築をお考えの場合は
まずお気軽にご相談いただければと思います。
どうやら
連休中に台風が接近しそうな雰囲気ですね。
飛ばされそうなものや
建物に不安がある方は
早めに対策をされてくださいね。
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それでは
また明日!