スタッフブログ耐雪式屋根
二代目 2022/06/06
みなさんこんにちは!
水落住建の水落雅士です。
天気予報を見ると
なんだか怪しい日が続いていますね…。
そろそろ梅雨入りでしょうか。
さて、今日は屋根のお話し。
現在工事中の新築現場は、
水落住建では久しぶりの「耐雪式屋根」を
採用した住宅です。
ご存じの方がほとんどかとは思いますが、
耐雪式屋根とは
雪を下ろさずにある程度
雪をためておくことができる
屋根のことです。
十日町市の耐雪式屋根の
補助金の基準では
3.3m積もっても
耐えられる住宅にすること。
と決められています。
※一部地域では3.3m以外の場合もあります。
この3.3mの基準は
基本的に「新雪で3.3m」とされています。
つまり、下たまった雪で
3.3mためるのはNGということです。
まわりを見ていると、
大体2.0m~2.2m程度で
雪をおろしているところが
ほとんどですね。
さらに、耐雪式屋根で
気を付けなければいけない点があります。
それが「耐震強度」です。
雪がたまった状態で
地震が来ることを想定して
計算しなくてはいけないため、
通常よりもかなりの
強度が必要になります。
壁や柱の位置なども
融通が利かない場合もあります。
市街地などの土地が広く取れない場合で
耐雪式屋根にする場合も多くありますが、
耐震強度などもしっかりと
計算してもらうようにしてくださいね。
それでは、今日はこの辺で!