スタッフブログ快適に暮らせる間取り:ポイント1
お役立ち 2017/07/21
間取りの失敗で良く耳にするのが『収納』です。
ものと置き場所のバランスが悪いと、片付けにくい住まいになってしまいます。
十分な広さや収納量をとるだけでなく、収納内部のつくりや場所も大事です。
ものを出す・使う・しまうシーンを考えましょう。
収納で失敗した方の声
以下が実際にあった、収納で失敗した方の声です。
「玄関かリビングにコート用クローゼットをつくれば良かった。
コートをかけるところが無いから、いつもリビンングのソファーに置きっぱなし・・・」
使い勝手の良い収納
収納は、物を使う場所の近くに設けるのが基本です。
例えば、食品庫を勝手口とキッチンの間に配置すると、
買い物から帰宅後、そのまましまうことができます。
また同程度の面積の収納なら、
ウォークインクローゼットより普通のクローゼット(収納棚)のほうが収納力は高くなります。
リビングでは、テレビを置く場所も確保しましょう。
明るい部屋にしたいからと窓ばかり増やすと、
テレビを設置する壁面がなくなってしまいます。
最低40インチのテレビが置けるような壁を、忘れず用意しておくことが大切です。
収納のチェックリスト
収納を決める際には以下をチェックしてみましょう。
□ 図面の収納スペースに坪数でなく幅・奥行きの長さを記入したか
□ 収納したいモノのサイズと、収納スペースの幅・奥行き・高さが合うか
□ ものを使う場所から収納する場所までは近いか、動線はスムーズか
□ クローゼットや靴収納などのスペースは、現在の住まいと比べて十分か
□ 収納扉は開き戸、引き戸、折り戸など、使いやすいものになっているか
□ オープン収納が丸見えになって困ることはないか
□ よく使う、よく出し入れするものは、手の届きやすい高さに収納できるか
□ 収納内部に、照明やコンセントを設置するなどの工夫があるか
□ どこに何をしまうか、家族全員がわかりやすいつくりになっているか
ぜひ、収納を考える時の参考にしていただけたらと思います。
次回は、動線を考えるポイント2をお伝えいたします。