スタッフブログ使い勝手のいい手摺
二代目 2021/07/16
みなさんこんばんは!
水落住建の水落雅士です。
そろそろ梅雨明けですかね?
今年も暑い夏になりそうなので、
熱中症対策をしっかりしていきましょう!
さて、今日は手摺のお話し。
新築・リフォーム問わず
手摺のご相談は非常に多くあります。
ご相談いただく内容としては
「取り付ける場所」「高さ」「デザイン」
この辺りが多いですかね。
ではまず「取り付ける場所」から。
少し前のお家にお邪魔させていただくと
階段に手摺がついていないお家が
たくさんあります。
しかし、今では基本的に
階段に手摺がないのは法律上アウトです。
建築基準法で高さ1m以上の階段には
手摺を設置しなさいと
決められているのです。
なので、今の新築住宅の階段には
必ず手摺がついています。
その他に取り付ける場所で多いのが
トイレ、浴室、玄関です。
トイレは座ってから立ち上がるときに
手摺があったほうが楽に
立ち上がることができます。
浴室は浴槽への出入りの時に
手摺があったほうが安定して
出入りすることができます。
玄関の手摺は
靴を脱いで上がるとき、
座って靴を履いて立ち上がるときに使います。
その他にも廊下や洗面室など
様々なところのご要望がありますが、
その場合はご年配の方や
介護が必要な方に多く見られます。
次に「取り付ける高さ」です。
これについては手摺を使用する人の
身長に合わせるしかないのですが、
基準の高さとして
「床から75cm」という
目安の寸法は存在します。
また、手摺は基本的に
「降りるときを基準」として考えます。
降りる際にちょうどいい高さになるよう
大工さんと相談してください。
公共の建物だと、
大人用と子供用で手摺が
2本ついている建物もあります。
最後に「手摺のデザイン」です。
丸型、角型、デザイン特化の形など
いろいろとありますが、
大事にしてもらいたいのは
「握りやすいか」です。
握ったときに力が入る
太さを選ぶようにしてください。
形がいびつなもの、
太すぎたり、細すぎる手摺は
握りにくく力が入りにくいです。
いざという時に
しっかりつかまることができない手摺は
ついていても意味がありませんので、
ご注意ください。
このように、手摺一つとっても
考えることはたくさんあります。
ブログには書ききれませんが、
素材や取り付ける向きなども検討する必要があります。
たくさんの選択肢があって
迷われるかもしれませんが、
そんな時こそ
私たちプロを頼ってください。
適切なアドバイスをさせて頂きます。
それでは、今日はこの辺で!