二代目ブログ雪国の太陽光パネルの余剰電力の使い道は?
2024/08/08 省エネ
雪国の太陽光パネルの余剰電力の使い道は?
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今日のブログは昨日に引き続き
太陽光パネルについて書いていきます。
まだ昨日のブログを読んでいない方は
コチラから↓
今日の内容は
発電した電気を使った場合
についてお話していきます。
過去のブログを読みたい方はコチラから
発電した電気を使う
昨日のブログでは
発電した電気を売電する内容でしたが
今日は
発電した電気を自宅で使う場合についてです。
太陽光パネルは基本的に
日が出ていなければ発電しません。
つまり
発電した電気を自宅で使うことが出来るのは
朝~夕方にかけてになります。
夜の電気は電力会社から
購入する必要があります。
さらに
昼に使いきれなかった電気は
何もしなければ捨てることになります。
うーん
ちょっともったいないですね。
特に昨今当たり前になっている
夫婦共働きのご家庭だと
日中家にいないことのほうが多いですから
余計もったいなく感じますね。
余剰電力をどうするのか?
この余った電力を
余剰電力(よじょうでんりょく)
と言いますが
これを捨てずに
有効利用する方法は2つあります。
1つは売電
もう1つは蓄電です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
余剰電力を売電する方法
余剰電力を売電する方法があり
昼間に使いきれなかった電気を
電力会社に売ることが出来ます。
売電価格は昨日ご紹介した通り
1kWhあたり16円での買取です。
使いきれなかった分の
余剰電力を
電力会社に売電することで
無駄なく活用することが出来ます。
ただし
あくまでも余剰電力なので
使用している電気量に応じて
販売する量は変わりますので
一律ではないことに注意が必要です。
また
全て使用してしまった場合は
当然売電することもできませんので
ご注意ください。
余剰電力を蓄電する方法
余剰電力を売電ではなく
蓄電…つまり
溜めておくこともできます。
そのためには専用の設備機械である
蓄電池が必要になります。
蓄電できる量は様々ですが
一般家庭で使われるものについては
5kWh~10kWh程度が
ほとんどかと思います。
蓄電池を付けることで
昼間に余った電気を蓄電することができ
夜の発電できない時間帯は
蓄電池を通して
発電した電気を使うことが可能です。
売電と蓄電どっちがいいの?
では余剰電力は
売電した方がいいのか?
蓄電した方がいいのか?
を考えてみますね。
そもそも
1日で使う電気量と
1日で発電する量を
考える必要がありますね。
まず1日で使う電気量は
平均で6~12kWhと言われています。
大して1日で発電する量は
1kWhのパネルで2.7kWhと言われているので
昨日の6.2kWhを参考にすると
1日で約16kWh程度の発電になります。
つまり
冬場などの悪条件を除けば
1日の発電量で
1日の使用電気は賄えることがわかります。
もう1つ考えることで
1kWhあたりの電気を購入する金額です。
東北電力さんの電気プランを参考にすると
夜間の安い時間帯でもおよそ27円
昼~夕方にかけてだと45円以上になるプランもあります。
つまり
19円で電気を売却して
それよりも高い金額で
電気を購入していることになりますね。
これらを考慮すると
蓄電した方がよっぽどお得だと感じますね。
しかし
蓄電池を購入する金額が必要になります。
蓄電池の購入金額が
安くても100万円程度なので
初期投資をする余裕があるのであれば
蓄電がおススメ
初期投資を抑えたいのであれば
売電がおススメになります。
余剰電力を捨てるよりは
売った方がいいですからね。
まとめ
今日のブログは
発電した電気を使用する場合について
お話しましたが
いかがだったでしょうか。
明日のブログでは
昨日と今日のブログをまとめて
雪国で太陽光はどうなんだ!?
という内容でお届けしますので
ぜひ最後までお読みください。
蓄電池ももう少し安くなれば
もっと活用しやすいんですけどね…
まだまだ開発・製作費用が
かなりかかるようなので
今後の技術力に期待ですね。
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それでは
また明日!