二代目ブログ一瞬の見た目か?長持ちする見た目か?

2024/11/17

一瞬の見た目か?長持ちする見た目か?

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

少し前ですが
有名建築家の
隈研吾さんの建物が
色々と言われていますね。

今日のブログは
そんな隈研吾さんのお話をしつつ

メンテナンス性も含めたデザイン

についてお話をしていきます。

アオカビと腐食でボロボロの建物…

ニュースで取り上げられていたのは
隈研吾さんが24年前に設計した
美術館です。

この建物は
外観に杉材をふんだんに使用した
非常に見た目がキレイな建物…
だったのですが


今では
アオカビと腐食によって
見た目はボロボロ…。

改修費には3億円の費用が
かかってしまうとのことでした。


隈研吾さんは

使用した塗料の性能が
弱かったことが原因

と言っていますが…

うーん…
って感じですね。

メンテナンスの必要性を知ってもらう!

今回の事例のように
外に木材等の
劣化しやすい材料を使うのであれば

定期的なメンテナンスは必須です

特に杉材のような
柔らかい木材であれば
当然劣化も早いですので
どんなに放置しても
5年以内で何かしらのメンテナンスは
必要になります。


このメンテナンスの必要性は
私たち建築会社…
つまり今回の場合は隈研吾さんから

お施主様に向けて
あらかじめ説明しておくことが重要です。



そこで納得したうえで
取り入れるのはいいともうのですが
説明もろくにせずに
勝手に取り入れたとなれば

そりゃ…文句言われてもしょうがない…。


逆に
ちゃんと説明したうえで
メンテナンスを怠ったのであれば
お施主様にも落ち度がありますよね。

メンテナンス費用のことも考える

定期的にメンテナンスを行うと言っても
当然お金は必要になります。

建物の規模や
メンテナンスの内容にもよりますが

今回のような
大規模な建物で
全面メンテナンスとなれば
少なくとも数百万円は
かかるのではないでしょうか?


そういったことも含めて
メンテナンスの説明が
重要ということですね。

一瞬の見た目か?長持ちする見た目か?

確かに
木を使ったデザインは
オシャレに見えますし
憧れる方も多いでしょう。

しかし
メンテナンスを怠ってしまえば
そのオシャレな見た目も
わずか数年です。



その数年のたびに
メンテナンス費用を
払っていけるのならいいのですが

難しい場合は
採用を考えたほうがいいかもしれませんね。


逆に
メンテナンスの頻度が少なくても
しっかりと長持ちする材料を使えば
キレイな見た目も長持ちします。


デザインや材料を決める際には
見た目だけではなく
ぜひメンテナンス性も含めて
一緒に考えていただけると
私も嬉しく思います。

まとめ

今日のブログは
メンテナンス性も含めたデザイン
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


住宅でメンテナンスが不要なんてことは
絶対にありえないお話なので

メンテナンスも含めての家づくりです。

デザインだけに気を取られすぎて
後で後悔するような
家づくりにならないようお気を付けくださいね。


ちなみにうちの会社の外壁にも
木の外壁を使用していますが…

2年足らずで色あせはしていますね。

一度塗装をし直しましたが
感覚的には
1年~2年程度塗っておくと
キレイな状態が
保てるのかなぁと思います。

どれくらいの劣化なのかは
ぜひ直接見に来てみてください。

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それでは
また明日!

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