二代目ブログ屋根塗装は何年おきが目安?メンテナンスの適正時期を考える
2025/08/26 点検・メンテナンス
屋根塗装は何年おきが目安?メンテナンスの適正時期を考える
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
昨日より
屋根の塗装工事が始まりました。
しかし…
屋根のサビがなかなかすごく
塗装屋さんと四苦八苦しています。
やはり屋根のメンテナンスは
定期的に行わないとダメだなと
つくづく思う事例ですね。
ということで今日のブログは
屋根の塗装の目安は何年から?
というお話をしていきます。
サビがすごすぎて…
今回工事するのは
こちらの屋根。

なかなかサビがすごいですね。
ここまでスゴイサビだと
サビ落としと水洗いだけでも
一苦労です。

これだけサビが出ているなら
本当は葺き替えたほうが
安心なんだけどね…。
このようにも言われたのですが
お家の方からは

もう私たち高齢者だけで
この後誰も住む予定がないの。
数年持てばいいから
安く済む塗装でお願い。
と言われました。
ただそれでも
雪止めアングルと金具だけは
サビがあまりにもひどいので
交換させていただきます。
塗っても長持ちしない?
正直
これだけサビがすごいと
塗装をしても長持ちしません。

早ければ
2~3年ほどで
サビが出てくる可能性もあります。
また
金具を外したカ所で
穴が空いていた場合は
コーキングなどの応急処置となるので
それもいかがかなと…。
こういったことを考えると
屋根のメンテナンスは
定期的に行うことが
とても大切だということが
よくわかりますね。
屋根のメンテナンスの適正時期は?
では屋根をメンテナンスするうえで
適正な時期は
どれくらいになるのでしょうか?

これは
屋根に使用する素材によって
大きく変わりますので
表にしてみました。
| 素材 | 塗装の目安時期 |
|---|---|
| ガルバリウム鋼板 | 約10〜15年ごと |
| フッ素加工鋼板 | 約20〜25年ごと |
| ステンレス鋼板 | 基本的に塗装不要 |
大まかな目安として
上記タイミングで
塗装を行っておくと
劣化対策としても
景観的にも
長く保てるかと思います。
ステンレス鋼板については
基本的にメンテナンスは不要ですが
見た目やすべりやすさを考慮すると
20年~30年で
塗装もしくは葺き替えを行うと
よろしいかと思います。
穴が空いたら基本葺き替え!
もしも屋根に穴が空いているなら
塗装ではなく葺き替えが必要です。

空いてしまった穴は
塗装ではどうすることもできません。
コーキングで一時的な処理をしてもいいですが
持って数年です。
また
1か所に穴が空いているということは
他の箇所も寿命が来ている可能性が
非常に高いので
もしも屋根に穴が空いてしまったら
潔く葺き替えをするように
してください。
まとめ
今日のブログは
屋根の塗装の目安は何年から?
という内容でお話しましたが
いかがだったでしょうか。
お伺いすると
30年以上ほったらかしにしているお家も
結構あります。
特段
不便を感じていない場合
意識することも少ないと思いますが
屋根は家の中でも
かなり風化しやすい箇所です。
このブログを読んで
思い当たる節がある方は
ぜひお気軽にご相談ください。
今回のような場合は
お家の方とよくお話をして
考えや状況を考慮したうえで
工事内容を決定します。
住み続ける年数や
予算もありますからね。
無理に葺き替えを進めることは
基本的にはしませんが
あまりにもひどい場合は
葺き替えも
検討していただくと良いと思います。
家づくりで
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それでは
また明日!