二代目ブログ十日町で屋根を軽い材料にする理由

2024/04/18 耐震

十日町で屋根を軽い材料にする理由

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日の夜に
愛媛県で震度6弱の地震が
観測されましたね。

ブログを書いている今時点では
けが人はいるものの
死者は出ていないそうですが…


怖いですね…

このまま被害が最小限にとどまることを
願っております。


今日のブログでは
地震とも関係のあるお話で

屋根に軽い材料を使う理由

についてお話をしていきます。

過去のブログを読みたい方はコチラから

https://ameblo.jp/masashi-mizu

十日町で使う屋根材は「金属」

十日町の屋根で使われている材料は
9割以上が

金属

です。

ステンレスやガルバリウム鋼板など
種類は様々ですが
金属が多く使われています。


他県では
瓦屋根が使われていたりもしますが

十日町ではほぼ使われなくなりましたね。

なぜ十日町では
金属以外が使われないのでしょうか?

一番の理由は「雪が降るから」

大きな理由としては

雪が降るから

です。

でしょうね!

という感じだと思いますが

雪が降る地域は
どうしても雪のことを考えて
材料を選ぶ必要があります。

雪が滑らないから

瓦屋根は金属と比べて
滑りが悪いです。


凸凹していますし
表面がざらっぽいのもありますよね。


落雪式屋根の場合だと
滑りが悪く
雪が落ちずに溜まってしまいます。

落雪式屋根の場合は
いかにして
滑りを良くするか考える必要がありますので

瓦ではなく
表面がツルっとしていて
凸凹が少ない
金属を使う必要があるのです。

屋根の上をできるだけ軽くするため

滑りが悪いなら
下ろすタイプの家なら
瓦を使うことが出来るのでは?

と思うかもしれませんが…

瓦というのは
金属と比べて重たい素材です。


材料が粘土とセメントですからね…

そもそも重たい素材が乗っているのに
雪が積もると
さらに重たくなりますので
家への負担が大きくなります。


そんな状態で
地震が来たと考えると
とても恐ろしいですよね…。


そういったリスクを減らすためにも
屋根の上はできるだけ軽い素材を使い
家への負担を減らしてあげるのが

雪国で大切な考え方になります。

金属が使えない地域もある?

余談ですが
屋根に金属を使わないほうがいい地域もあります。


それは

海沿いの地域

です。

海沿いの地域は
海風も強いですし
塩の影響もあります。


軽い金属だと
風で飛ばされたり
塩害による錆も出てきます。


なので
海沿いのお家は
錆に強い金属や
瓦屋根を使うのがメジャーになっています。

まとめ

今日のブログは
屋根の素材について
お話しましたが
いかがだったでしょうか。


地域によって使う材料が違うのは
建築業界の面白いところかなと思います。

十日町には十日町ならではの
家づくりがあります。


こういった特殊な地域であればあるほど
私たちのような
地元の工務店に相談されるのが
安心して家づくりができるポイントだと思いますので

会社どこにしようか迷われている方は
ハウスメーカーさんだけでなく
水落住建にも相談に来てみてください。


今年に入ってから
やけに地震のブログばかり書いていると思い
数えてみたら…

今日のブログで
9本目でしたね…


あまり地震の話ばかり
書きたくないんですが…

大きな地震があると
どうしてもね…


皆さんもぜひ
地震に備えて準備しておいてくださいね!

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それでは
また明日!

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