二代目ブログ人と同じで建物も「骨」が大切

2024/06/04 家づくり

人と同じで建物も「骨」が大切

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

今日のブログは
新築現場の工事進捗状況です。


地鎮祭が終わってから
約2週間が経過しましたが…
現在はどうなっているのでしょうか?

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https://ameblo.jp/masashi-mizu

基礎工事の真っ最中

現在は基礎工事の真っ最中です。

まずは土を重機で掘って…

地面を平らにならすための
「捨てコン」
というものを打設して…

基礎の骨となる
鉄筋を組み立てています。

鉄筋コンクリート

と言われているものの中には
これだけ大量の鉄筋が入っています。

なんで鉄筋を入れるの?

コンクリートだけでも
十分強そうに思えますが
なぜこんな大量の鉄筋を
コンクリートの中へ入れるのでしょうか?

コンクリートという素材は
圧縮…つまり押される力には
非常に高い耐力を持っているのですが
引っ張る力に弱い素材です。



その引っ張る力に対して
補強をするのが

鉄筋の役目です

鉄筋はコンクリートとは逆で
引っ張る力には強いですが
圧縮には弱い素材です。


それぞれの弱点を
補ったものが

鉄筋コンクリート

になります。

コンクリートが「皮膚」鉄筋が「骨」

人体で例えると

コンクリートが皮膚(肉)

鉄筋が骨

といったところです。

骨を守るために皮膚(肉)があり
皮膚(肉)を補強するために
骨があります。


鉄筋コンクリートもまさに同じで

鉄筋をコンクリートに入れることで
鉄筋の弱点である火や水から
守ることが出来ますし

鉄筋を入れることで
コンクリートの補強をすることが出来ます。


そう考えると
建物も人間と同じで
骨が非常に重要な
役割を担っていることがわかりますね。

しっかりと計算された太さと本数

鉄筋もただ無作為に入れるのではなく
ちゃんと計算して

どれくらいの太さのものが
どれくらいの本数はいるのか

確実に出していきます。

骨が多すぎて
皮膚が少なくなってもダメだし

骨が少なすぎて
皮膚が多くなりすぎてもダメです。


上手にバランスが取れたものが
耐震等により強くなるのです。

まとめ

今日のブログは
新築工事の進捗状況について
お話しましたが
いかがだったでしょうか。


工事はまだまだ始まったばかりです。
これからドンドンと進んでいきますので
またちょくちょくご紹介していきますね。


昔のお家は
鉄筋が入っていないコンクリート…
いわゆる
無筋コンクリートと言われるもので
基礎を作っている家も多くありました。


解体しているとよくわかるんですが…
無筋コンクリートって
やっぱり解体しやすいんですよね…

リフォームで補強することも可能なので
ご心配の方は
お気軽にお声がけください。

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