二代目ブログ昔の3階建てがリフォームできない!?4月からの法改正がヤバい

2025/03/11 リフォーム

昔の3階建てがリフォームできない!?4月からの法改正がヤバい

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日のブログで
今年の4月からの法改正について
お話をしました。


今日のブログでは
昨日書ききれなかった

既存の3階建ての改修工事

について書いていきます。

もしかすると
3階建ての住宅は
リフォームができない危険性も…

確認申請が必要な改修工事

昨日のブログでも簡単に書きましたが
今年の4月から法改正があり
大規模に改修を行う場合は
確認申請が必要になります。

少し詳しく書くと…

建物の構造体を改修する場合に
確認申請が必要となる。

建物の構造体とは…
屋根・壁・柱・梁・床・土台・階段
等を指す。

となっています。

さらに付け加えると

構造体の過半数以上を改修する場合

とされているので
改修面積が半分以下であれば
申請は必要ありません。

しかし
屋根の勾配を変更したり
耐震改修を行いたい場合は
確認申請が必要になります。

2階建ては割と簡単にできる

木造2階建ての場合は
申請を出すために
特段大きな計算をする必要がないので
そこまで面倒はありません。

関係図面各種と
申請書類を数枚作製して
申請を出せばOKなので

どんな改修工事でも
基本的には問題ありません。

単純に
申請費用が追加で必要になるだけです。

昔の3階建てが非常に大変!

問題になるのが

昔の3階建て住宅

です。

3階建ての住宅は
確認申請を出す際に
必ず

構造計算

を行っています。


この構造計算が厄介で
3階建ての建物を
耐震改修しようとする場合
再度構造計算を行う必要があります。


そこで問題になるのが
旧基準と現行基準の違いです。

建てた当時は
その基準で問題なかったけど

今はその基準ではだめですよ
というものがかなり多くあります。

3階建てで耐震改修をする場合
すべてを現行基準に合わせなければいけないので
工事費がとんでもなく高くなるか
最悪の場合
工事ができない可能性も出てきます。

これが
3階建ての耐震改修が難しいといわれる理由です。

今後変わる可能性もあるが…

法改正が今年からなので
今後様々な意見や改正案が
出てくるかと思われます。

3階建ての法改正についても
今後新たに出てくる可能性もありますが…

おそらく現状では
対応が難しいと思いますので
3階建てで耐震改修までお考えの方は
よく確認したうえで
工事内容を決めるようにしてください。

まとめ

今日のブログは
3階建ての改修工事
についてお話ししましたが
いかがだったでしょうか。


法律が厳しくなり
お施主様側からすると
ますます厳しい時代になってしまいました。

今後は今以上に
工事内容・建築費用などを
十分に検討したうえで
決める必要があるかと思いますので

改修工事で不安なことがあれば
まずは建築会社へご相談するようにしてください。


先日のクリナップフェアで
メーカーさんともお話ししていましたが

今回の法改正は
かなりの影響が出ると考えています。

各種メーカーさんも様々な商品や
対応策を検討しているとのことだったので
今後どうなっていくか

国の指針とメーカーの戦略
どちらも要チェックですね。

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それでは
また明日!

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