二代目ブログ雪国型ZEHにするために必要な工事とお金
2025/03/16 省エネ
雪国型ZEHにするために必要な工事とお金
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今日のブログは昨日の続きです。
まだ昨日のブログを読んでいない方は
コチラから↓
今日お話しするのは
雪国型ZEHにするために
必要な工事とお金
についてお話をしていきます。
基準の断熱性能をクリアするためには?
まず最初に
基準値である
HEAT20のG1以上…
つまり
UA値0.46以下
にするために
必要な工事をご紹介します。

個人的に思う
何よりも重要なのは
やはり
窓
だと考えています。
今までの窓は
複合樹脂サッシ
もしくは
樹脂サッシの
Low-Eペアガラス
(紫外線カットガラス)
が標準の会社がほとんどだと思いますが…
雪国型ZEHにするためには
Low-Eトリプルガラス
がほぼ必須条件です。
これだけでも
かなりの断熱性能の向上効果が
見込めます。
その他にも
床・壁・天井の断熱材を
しっかりと入れることで
UA値0.46以下を
クリアすることが出来ます。
気密性能のクリア方法は?
では続いて
気密性能(C値)1.0以下についてです。

気密性能を確保するポイントとして
重要なのは2つです。
①貫通部をしっかり塞ぐ
②引違いの窓を減らす
この2つです。
貫通部というのは
換気扇だけでなく
電気の引込や給排水の配管も入ります。
この貫通部の隙間を
シリコーン材や吹付材で
しっかりと塞ぐことが大切です。
②の引違いの窓を減らすことも
かなり重要で
1枚ガラスである
FIXや横すべり・縦すべりの窓よりも
ガラスが2枚である引違いのほうが
隙間が多くなるため
引違いをできるだけ減らすことで
気密性能の確保がしやすくなります。
より重要なのは①のほうで
隙間をしっかりと塞ぐことが大前提です。
工事費はどれくらい上がるの?
仕様を良くしなければいけないのは
みなさんわかったかと思います。
重要なのは
どれだけ費用が上がるのか?
ですよね。

あくまで
水落住建での参考価格になりますが
実は水落住建の建物の仕様だと
家の大きさや形・窓の数によって
若干の誤差は出ますが
トリプルサッシに変更するだけで
ほぼ確実に雪国型ZEHの条件を
クリアすることが出来ます。
そうなると
トリプルサッシの増額分だけなので
その金額がおよそ
20万円~30万円です。
その他に
気密測定を行う必要があるので
その金額が約5万円
つまり…
多くても35万円程度の追加をすれば
雪国型ZEHにすることが出来て
かつ
補助金が65万円もらえるという
なんともハッピーな状況になります。
これは新築を建てようと検討している方は
使わない手はないですね。
水落住建では現在
雪国型ZEHの登録ビルダーへ申請中ですので
この申請が通れば
適応することが可能です。
ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。
まとめ
今日のブログは
雪国型ZEHの工事内容と価格
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
国の補助金が今年で終わることを考えると
今後雪国型ZEHの需要は
さらに上がりそうな気がしますね。
十日町だと
太陽光の設置も免除されているので
認定も取りやすいですしね。
今のところ
かなりお得な制度だと思いますので
ぜひご活用ください。
昨日のニュースで
富山県の立山黒部アルペンルートの
高原バス道路除雪が
順調に進んでいると発表されていました。
今年は結構な大雪だったので
かなり高いみたいですね。
一度でいいから
見てみたいなぁと思う景色の1つです。
家づくりで
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それでは
また明日!