二代目ブログ築40年以上前は要注意!アスベスト除去が必要なケース

2025/06/28 リフォーム

築40年以上前は要注意!アスベスト除去が必要なケース

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日お話をしたお客様から
またまたハーフリノベーションの
ご相談をいただきました。

築年数はおよそ60年!
結構な年数が経っていますね。

それだけ前になると
気になってくるのが

アスベスト使用建材

です。

数年前から
アスベストに関する法律が
より厳しくなってきていますので
築年数が経っているお家を
改築したい場合は要チェックの内容です。

そもそもアスベストとは?

アスベストって名前はよく聞くし
身体によくないことは
何となく知っているけど

実際どういったものか
イマイチわからない…。

という方も
いるかと思いますので
まずは簡単にアスベストの説明から
していきます。

アスベスト(石綿)

アスベストは天然の繊維状鉱物で
耐熱性・断熱性・防音性に非常に優れている。
その性能から
1955年~1990年代前半まで
建築用建材として広く使われていたもの。

しかも大量に取れて
価格も安く使いやすかったことから

魔法の鉱物

とまで言われた材料でした。


しかし
アスベストの繊維が空気中に飛散し
体内に吸い込まれると
中皮腫や肺がんなどの
健康被害を引き起こすことが発覚


2006年に製造・使用ともに
全面的に禁止となりました。

アスベスト除去の問題

2006年に使用は禁止されたものの

1995年~1990年前半の建物は
今も数多く残っており

対象建築物の
改修工事の際に
非常に厄介な原因となっています。

アスベストが含まれている場合
もしくは
含まれている可能性がある場合

アスベストが飛散しないように
隔離しての作業が必要になります。


そのため
手間も費用も多くかかるので
アスベスト入りの建物の改修の場合は
注意が必要になります。

封じ込めの選択肢

アスベストの除去が難しい場合
封じ込めてしまう方法もあります。

除去をしなければ
悲惨の可能性は極端に減りますので
隔離等の措置も不要になる場合もあります。

そうなれば
手間も費用も
除去するよりは安く済みますので
場合によっては検討してみても
いいかもしれません。

アスベストが含まれている可能性があるもの

では最後に
アスベストが含まれている
可能性があるものについて
ご紹介していきます。

まず
一般住宅で最も可能性が高いのが

外壁材

です。


窯業系サイディングと言われる
いわゆる石膏系の外壁には
アスベストが含まれている可能性が
非常に高いので

外壁を張り替える場合は
ある程度覚悟しておいた方がいいでしょう。


続いて多いのが

断熱材・天井材

です。

断熱材と言っても
いわゆるグラスウールには
ほとんど含まれていません。

鉄骨などに吹き付けてある断熱材などに
含まれている場合がありますので
鉄骨構造の建物に住まわれている方は
注意が必要です。


天井材については
当時使われていた
セメント系のボードなどに含まれている場合があります。

木質系のものには
基本含まれていませんので
ご安心ください。

不安ならまずは相談を

アスベストのことに関しては
プロに頼るしかありません。

改修工事を検討している場合で
アスベストに不安がある方は

まずは私たちにご相談ください。

目視での確認や
必要に応じて
分析検査も可能です。

安心・安全に工事をするためにも
どうぞお気軽にお声がけください。

まとめ

今日のブログは
アスベスト問題
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

当時は良かったけど今はダメ!
というものはほかにもありますが
アスベストはその代表です。

築40年ほどのお家は
アスベストが使われている可能性が
非常に高いですから
不安な方はぜひお声がけください。


数年前から
一部改修工事では
アスベストの調査報告が
必須となりました。

そのための資格も
しっかりと取得していますので
安心してお任せくださいね!

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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