二代目ブログエアコンの取り付け位置は慎重に…
2024/09/08 設備機器
エアコンの取り付け位置は慎重に…
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
夜にネットサーフィンで
Xを見ていたら
気になる投稿を見つけました。
今日のブログでは
そのお話をしつつ
エアコンの取り付け位置
についてお話していきます。
過去のブログを読みたい方はコチラから
わかる人が見たら発狂するエアコン
見かけた投稿は
とある設備屋さんの投稿で
このエアコンの取り付け
わかる人が見たら
発狂するやつだ…
という文章とともに
こんな感じの写真が投稿されていました。
※写真はイメージです。実際の写真ではありません
この写真ですが
おそらく捉え方が2つあると思います。
見た目がすっきりしていいね!
まず最初に出てくる意見としては
スゴイ見た目スッキリして
いいね!
お部屋もおしゃれに見える!
という意見だと思います。
実際このように取り付けている方も
最近は多く見受けられますし
私もすっきりして
いいなと思います。
メンテナンスがものすごく大変そう…
もう一つの意見として
エアコンのメンテナンスが
ものすごく大変そう…
という意見です。
実際最初にご紹介した
設備屋さんの考えはこれです。
確かに
この取り付け方法だと
将来的にエアコンが壊れた際
交換がものすごく大変なんです。
さらに
エアコンを狭いところへ設置すると
空気の滞留が起こり
エアコンが正常に機能しないことがあります。
実際に水落住建でも
冷蔵庫の上にエアコンを設置したら
空気の滞留が起きてしまい
エアコンを設置しなおした事例があります。
メーカー推奨の取り付け方法とも違う
エアコンの取り付け説明書を見ると
メーカーが推奨している
エアコン周りの寸法が書いてあります。
ほとんどのエアコンの場合
左右上:50cm以上の空間推奨
下部:10cm以上の空間推奨
と書かれています。
つまり
エアコンを隠そうと
狭いところへ取り付けた場合
メーカー推奨の取り付け方法と違うため
それで問題が起きても
自己責任ですよ
ということになります。
先ほど言った
将来的に交換することになっても
通常の交換以上に
費用が高くなる可能性もありますので
ご注意ください。
自己責任と知らなかったの違い
上記の内容を知ってていてなお
エアコンの見た目をスッキリしたいのであれば
自己責任の上で
施工業者へお願いしてもいいと思います。
しかし
最近はこのリスクの内容を知らずに
ただ見た目だけを重視して
このような施工をする人が多々います。
お客様だけでなく
建築業者でもです。
その場合
説明をしなかった業者の責任になるのか?
自分の責任になるのかなどの
責任問題に発展する場合もあるし
交換した時に
スゴイ工事と請求が来た
なんてことにもなりかねます。
そんなことにならないよう
見た目だけを重視するのではなく
暮らし始めた後の
メンテナンス等もしっかりと考えてくださいね。
まとめ
今日のブログは
エアコンの取り付け位置
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
確かにエアコンはなかなかの
存在感がありますので
隠したくなる気持ちもわかります。
ただ
将来的なことも考えて
出来るだけメンテナンスがしやすいかつ
見た目もすっきり見えるような位置に
取り付けられるよう
工夫が必要だということを
知っておいてください。
どーしても見た目が気になるなら
全館空調とか
天付けのエアコンにするとか
メーカーの保証がされているものを
選んで取り付ければ
いいのでは?
という意見もあったりしますね。
エアコン冷暖房がメインになっている現代ですから
今後も色々と問題や論争が
ありそうな気配ですね…(笑)
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それでは
また明日!