二代目ブログ耐震改修の政策は好手?悪手?今後の展開に注目

2024/12/01 リフォーム

耐震改修の政策は好手?悪手?今後の展開に注目

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日ご紹介した
耐震改修についての
新たな政策はいかがだったでしょうか?

話を聞く限り
結構いい政策に聞こえますが
もちろん懸念点もあります。

ということで今日のブログは
昨日のブログを私なりに
もう少し深堀していきます。

昨日のブログを読んでいない方は
先に読んでくださいね!

高齢者のリフォームのハードルがグッと下がる

今回の政策でいいのは

高齢者の方にとって
耐震改修のハードルが
グッと下がることです。

やりたくてもやれなかった

という人にとっては
非常に手軽に耐震改修できるように
なりますよね。


さらに
住む人が安心できるだけでなく
万が一地震が起きた際にも
倒壊する建物が減るので

災害復興にかかる費用も
削減できることが
期待できますね。

今回の政策で気になるところ

ここまではいい話なんですが…

ここからは
気になるところをいくつか
ピックアップしていきます。

懸念点① 対象工事の範囲

耐震改修にかかる費用を
国が負担するということですが…
どこまでの工事が対象になるのか
明確になっていません。

構造材だけでなく
関係する仕上げ工事も対象なのか?
はたまた別で持ち出しが必要なのか?

それによって
今回の政策の良し悪しが決まりますね。

懸念点② 田舎でも使えるのか?

今回の政策のキモとなるのが
既存の住宅を担保にすることです。

つまり
住宅の評価格が低かった場合
それでも担保として認められるのか?

さらに田舎の場合
その建物が将来的に売れるのか?

このあたりも今回の政策では
重要なポイントになってきます。

懸念点③ 資産として残しにくい

建物が国の担保として取られると
将来的な資産(遺産)として
残しにくくなります。

相続人が元金一括払いで
手元に残すことは可能とのことですが

そこまでの費用を
支払ってまで…
という方もいらっしゃるでしょう。

そうなると
遺産相続などの手続きや権利が
ややこしくなる可能性もありますね。

ざっとこのあたりが
気になるところではあります。


政策の趣旨としては
非常に良いものだと思うのですが…

今言った懸念点がクリアできないのであれば
手放しに喜んで
活用できるものでもなさそうです。


新しく政策つくってみたけど
使いにくくて
誰も使いませんでした~

なんてことにならないように
しっかりと内容を決めてもらいたいですね。

まとめ

今日のブログは昨日に引き続き
耐震改修の新たな政策
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


色々と検討することが多いので
ネット上では否定的な意見も
それなりに見受けられました


それでも私個人的には
うまくいけばすごくいい政策かなと思います。


今後必ず発生するであろう
地震に向けて
準備しておきたい方は
ぜひチェックしてみてください。


前の会社に勤めていた時に
私の指導役だった人が

もしも家を空に浮かせることが出来たら
地震とか津波の天災の心配が
全くなくなるんだけどね

なんていう話をしていました。

将来的に実現できるんでしょうかね?

出来たとしても
とんでもなく費用が掛かりそうですが(笑)

もしくは
プレートの活性化を抑える
何かができるといいですね~…。

なんて絵空事をお話しても
しょうがないので
みなさん天災には事前に備えるようにしてくださいね。

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それでは
また明日!

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