二代目ブログ【全館空調】今流行りの全館空調とは?メリット・デメリットも解説

2025/05/31 建築専門用語

【全館空調】今流行りの全館空調とは?メリット・デメリットも解説

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

今日のブログは
今話題の

全館空調

についてのお話です。

水落住建でも今後のためにと
我が家で実験的に導入してみました。

そもそも全館空調とは何か?
メリット・デメリットは
どんなものがあるのかを
お伝えしていきます。

全館空調とは?

まず最初に
全館空調について
簡単にご説明しますね。

【全館空調】

各部屋にエアコンを設置して
部屋ごとに温度調整をするのではなく

家の中の空気を循環させて
家全体を冷やしたり温めたりする
空調管理システムのこと。

もう少し具体的に
仕組みのお話をすると…

1台の(面積によって複数台)の
空調機から専用ダクトを配管し
そこから各部屋に送風しています。


一般住宅の場合は
建物のどこかに
空調専用の空間を計画して
そこから送り出す方式が
一番メジャーだと思います。


我が家の場合は
エアコン2台で
床下が空調空間となっていて
1階は床の吹き出し口から
2階は天井の吹き出し口から
暖気・冷気が出てきています。

全館空調のメリットは?

では全館空調にすることの
メリットはどんなものがあるのか?

メリット①

家中の温度が一定

各部屋完結式のエアコンと違い
部屋ごとの温度差がほぼゼロになります。

ヒートショックなどのリスクも
格段に減らすことが出来ます。

また家中の温度が一定なので
快適に生活することが出来ます。

メリット②

見た目がすっきりする

全館空調にすると
空調機は基本的に目に見えない所へ
設置されますので
部屋の見た目が非常にすっきりします。

エアコンを設置する台数も減るので
室外機の数が減って
外観もスッキリします。

メリット③

間取りの自由度が高い

家中の空気を回して
温度を一定に保っているので
吹き抜けや大空間を計画しても
温度を一定に保つことが出来ます。

最初に紹介した
家中の温度が一定というのが
一番のメリットになります。

全館空調のデメリットは?

続いて
デメリットもご紹介していきます。

デメリット①

初期費用が高い

通常のエアコンを入れるよりも
導入費用が高くなる傾向があります。

やり方によっては
安くできる場合もありますが
基本的には高くなるとお考え下さい。

デメリット②

各部屋の調整が難しい

各室設置のエアコンと違い
家全体の温度を一括で管理しているので
各部屋ごとの温度調整が難しいです。

デメリット③

乾燥しやすい

冬場の暖房運転は
非常に乾燥します。

加湿器などで対策をしないと
湿度が極端に低くなりますので
注意が必要です。

デメリットについては
費用面が一番の問題だと思います。

各部屋にエアコンをつける
1.5倍以上はすると思います。

まとめ

今日のブログは
全館空調
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

明日のブログでは
私が実際に住んで
使ってみた感想を
お伝えしたいと思います。

全館空調について気になっている方は
ぜひ明日のブログもお読みください。


全館空調は私も知ってはいましたが
どんな仕組みなのか
どんな工事が必要なのか
イマイチ把握できていなかったので
非常にいい勉強になりました。

さすがに
初めてのことを
お客様の家でやるわけにも
いかないですからね…。

身をもって体験してみました。
明日はそんなお話もしていきますよ。

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それでは
また明日!

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