二代目ブログ大安・友引だけじゃない!建築業界の吉日はいつ?

2025/07/10 家づくり

大安・友引だけじゃない!建築業界の吉日はいつ?

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

新築現場の上棟式が
昨日無事に執り行われました。

昨日は友引で
日が良かったですからね。

しかし
建築業界の吉日はかなり複雑で
大安・友引だから吉日
というわけではありません。

ということで今日のブログは

建築業界の吉日

について詳しくお話をしていきます。
絶対に避けなければいけない日もあるので
ご注意くださいね。

まずは六曜を確認

まず最初に見るのは
何をとっても

六曜(ろくよう)

です。

先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口

のことですね。

六曜については
すでにご存じの方がほとんどかと思いますので
簡単にご説明しますが

基本的には

大安・友引

が吉日とされていますが

先勝は午前
先負は午後なら
吉日とされていますので

都合が合わないときは
候補として選ばれても問題ありません。

六曜よりも細かい「暦の中段」

現代では広く使われているのが
六曜のため
それを基準に見る方がほとんどですが

実は六曜よりもさらに実用的で
江戸時代に普及した

暦の中段(こよみのちゅうだん)

という項目があります。

もともとは中国の陰陽道や天文学が
ルーツとなっているもので

当時から
冠婚葬祭・建築・引っ越しなどの
判断材料として重宝されているものです。

暦の中段は
全部で12項目あります。

項目(読み・漢字)吉日凶日
たつ(建)建築・開店・旅行・新規事敷地内の動土・蔵開き
のぞく(除)治療・種まき・井戸掘り婚礼・敷地内の動土
みつ(満)全ての物事なし
たいら(平)地固め・柱建て・旅行穴を掘る行為
さだん(定)建築・移転・開店・新規事旅行・訴訟
とる(執)婚礼・造作・種まき金銭の出し入れ・財産整理
やぶる(破)訴訟・談判事神仏の祭祀・祝い事
あやぶ(危)酒造何事も控えめに・特に旅行と登山
なる(成)新規事の開始全て訴訟・談判事
おさん(納)商品の購入婚礼・見合い
ひらく建築・移転・開店・婚礼葬式などの不浄事
とづ金銭の収納・建墓棟上げ・婚礼・開店

ずらずらっと並べましたが
建築の日にいいとされているのは

たつ・みつ・たいら・さだん・なる・ひらく

この6つです。


逆に良くない日が

やぶる・あやぶ・とづ

この3つが凶日となります。


ちなみに地鎮祭の場合は
土を動かす日なので
動土や穴を掘る行為が凶日の

たつ・のぞく・たいら

この3つも良くない日になります。

絶対にやってはいけない日

六曜と暦の中段以外に
建築業界には

絶対的な凶日

が存在します。


それが

不成就日(ふじょうじゅび)

三隣亡(さんりんぼう)

です。

不成就日(ふじょうじゅび)

障りがあって物事が成就しない日
悪い結果を招く凶日

三隣亡(さんりんぼう)

この日に棟上げをした家に災禍が起きると
近隣をも亡ぼすとされている大凶日

六曜や暦の中段がどれだけよくても
この2つどちらかが当てはまるなら
必ず避けるようにしてください。

気にしすぎも良くない

とはいっても
普段のお仕事や建築会社の都合で
なかなかすべてを合わせることは
難しいこともあります。

なので
全てを気にしすぎる必要はありません。


個人的には
六曜と不成就日・三隣亡だけでも
十分かなと思っています。


もちろん
私が普段提示する日程は
暦の中段までみたものを提示していますが

どうしてもご都合を合わせるのが難しい場合は
ご要望に合わせるようにしています。


みなさんも
深く考えすぎずに
ご自身たちのご都合のいい日を
選ぶようにしてくださいね。

まとめ

今日のブログは
建築業界の吉日
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

あるある話で
何か災いが起きたりすると
「凶日に祭事をしたからだ!」
なんて言われることもありますが
あくまで偶然ですからね。

吉日に祭事をしても
災いが起きるときは起きますから。

自分たちの気持ちの問題として
目安程度でお考えいただけると
良いと思います。


私の場合は
こういった仕事をしているので
何か物事をするときは
日柄を見てしまいますけどね…(笑)

これはもう
一種の職業病です。

妻からすれば
へぇ~…それで?
くらいにしか思ってないと思います(笑)

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