二代目ブログ【空き家問題】空き家のまま放置は危険?持ち主は対策の義務あり!

2025/07/14 リフォーム

【空き家問題】空き家のまま放置は危険?持ち主は対策の義務あり!

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

今朝のニュースで
空き家のアパートの一部が崩落して
その崩落に巻き込まれた男性が
亡くなるという事件が
報道されていました。

亡くなられた方は
アパートの所有者とのことですが
非常に恐ろしい事故ですね…。

しかしこの事故
決して他人事ではないと思います。

ということで今日のブログは

空き家の放置はNG!

という内容でお話をしていきます。

増え続ける空き家問題

近年問題視されている

空き家問題

空き家は
全国的に増え続けており
もちろん
十日町でも年々増えています。

中古物件として売り出されているものも
多く見かけますね。


しかし
空き家を放置し続けるのは
非常に危険で

最初にご紹介したような
崩落などの危険性も考慮しなければなりません。

空き家の持ち主に課せられるもの

そんな空き家ですが
持ち主に課せられる義務が
あります

それが

他人に損害を与えないようにする管理義務

これです。

より具体的な内容を挙げると

・倒壊の恐れがないか点検・補修
・雨漏り・カビなどの衛生管理
・雑草や樹木の繁茂防止
・動物の住みかにならないような封鎖
・不審者が入り込まないよう戸締まり・施錠

このようなものが含まれています。

つまり
いくら空き家だと言っても
放置したままではダメですよ!

ということですね。

空き家放置で罰則!?

空き家を放置した場合
罪に問われる場合もあります。

例えば
最初にご紹介したような
崩落して人が巻き込まれた場合は

業務上過失致死傷罪

倒壊のそれがある建物を放置した場合は

建築基準法違反

として実刑が下されます。

さらに
自治体が危険な空き家だと判断した場合
所有者に対して
始動・勧告・命令を出すことができ

最終的には強制解体と
それに伴う費用請求をされる場合もあります。



それだけ空き家の問題が
全国的に多いことがわかりますね。

最低限の管理・補修は必須

となると
たとえ空き家だとしても
最低限の管理と補修が必要になります。

例えば

割れている窓ガラスの修理や
雨漏れを一時的に止める工事
外壁が崩れそうなら補強工事
をするなど

完璧に直す必要はないにしても
最低限の工事はしなければいけません。


そういった工事は
私たち水落住建のような
地元の工務店へご相談ください。


また
解体をする場合でも
解体業者をご紹介できますので
こちらもお気軽にご相談ください。

売る・貸す選択肢

中古物件は需要があれば
販売や借家にすることも可能です。

しかし
いくら立地が良い場所でも
ボロボロの状態では
なかなか買い手も借り手もが付きません。


そういった場合は
リノベーションをして価値を高めれば
買い手も借り手もつきやすくなりますし

解体して土地だけにすれば
より買い手の需要が高まります。

後世のための準備

基本的に空き家問題を抱えるのは
ご自身の後世の方になる場合が多いです。


しかし…
いきなり築何十年という空き家を
相続として渡されても
困る方が多いのではないでしょうか。

そうならないためにも
あらかじめ準備をしておくことが重要です。


例えば

・家に帰ってくるつもりがあるのかの話し合い
・最低限の修繕と補修
・解体するための費用
・販売するための手続き

などですね。


これらの準備をしておくことで
自分たちに万が一のことがあっても
空き家問題を解消できる可能性が
グッと高くなります。


もしもそういったことでお悩みなら
ぜひ一度お声がけいただければ
色々とお伝えできると思いますので
お気軽にどうぞ!

まとめ

今日のブログは
空き家の放置はNG!
という内容でお話しましたが
いかがだったでしょうか。

十日町市内でも
明らかに放置された空き家が
非常に多くありますよね。

もしも心当たりがあるなら
早めに対処するように
検討してみてください。

もちろん
お声がけいただければ
一緒に対策方法を考えますので
お悩みの方はぜひ一度ご連絡ください。


ちなみに
2023年の住宅・土地統計調査で見ると
新潟県の空き家件数は
およそ155,300戸
そのうち十日町市は2,340戸あるそうです。

あくまでも統計調査なので
前後はあると思いますが
結構多いですね。

もしも近所に
明かな空き家がある場合は
監理不適切等も考えられますので
安易に近づかないよう
お気を付けくださいね。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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