二代目ブログ屋根を落雪式にする場合の費用はいくら?増え続ける屋根改修

2025/07/17 リフォーム

屋根を落雪式にする場合の費用はいくら?増え続ける屋根改修

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

新規のお客様から昨日
屋根を落雪式屋根にしたいという
ご連絡を受けて
現地確認へ行ってきました。

今シーズの雪がひどかった影響か
今年は屋根の工事依頼の連絡が
非常に多いです。

そんな屋根の工事で多いのはやはり
落雪式にしたいというご要望。

ということで今日は

落雪式屋根にするための工事

について詳しくお話していきます。

落雪式屋根にするために必要な工事

最初にお話しするのは
落雪式屋根にするために
必要な工事をお伝えします。

通常の屋根から
落雪式屋根にするためには
関係工事がいくつかあります。

屋根の工事は当然ですが
その他に必要な工事として…

・足場工事
・屋根の構造材(大工工事)
・外壁工事
・電気工事

このあたりが
必要になってきます。

足場工事と大工工事は
わかるかと思います。


外壁工事については
屋根の形状が変わりますので
その分新しくできる壁に
外壁を貼らなければいけません。


電気工事に関しては
テレビアンテナや引き込み線などが
関係している場合に必要となります。


その他にも
意匠性として窓を取り付ける場合もあるので
その場合は別途窓の工事も必要になります。

雪が落ちる範囲の確保

落雪式屋根にする場合
雪が落ちる範囲についても
考えなくてはいけません。

実は雪が落ちる範囲は
十日町市で定める計算式があり
それをもとに考える必要があります。

ざっくりお伝えすると…

屋根の長さ(水平距離)積雪範囲
4.2m3.2m
6.0m4.4m
7.8m5.3m
9.7m6.1m

このように定められています。
実際はもう少し細かく分けられていますので
気になる方は
十日町市のHPを見てみてください。

https://www.city.tokamachi.lg.jp/material/files/group/19/kokusetupanhuR7.pdf

この落雪範囲を超える場合は
隣地の方の許可や
隣地へ飛ばないようにする方法を
考える必要があります。

工事期間と金額

みなさん一番気になるであろう
落雪屋根にするための

工事期間と価格

についてです。

屋根の面積や個所数などの
条件によって大きく変わりますが

過去の事例で
屋根の面積が80㎡ほどのお家で

もともと緩い片屋根だったものを
急こう配の屋根に変更した実例をもとに
お話します。

【工事期間】

材料加工等の準備:5日
現場作業日数:3日
※現場作業日数は屋根解体~新規屋根葺きまで
外壁の工事は別途日数が必要

【工事金額】

仮設工事費(足場等):約60万円
大工工事(木材含む):約85万円
屋根工事(既存解体含む):約80万円

合計:約225万円(税別)

※外壁は全面貼り換えたため
上記費用には含んでいません。

このような内訳となっています。


ちなみにこの工事は
3年前に行っている工事なので

材料単価から考えると
現在はもう少し高くなると思われますので
あくまでも目安としてお考え下さい。



ちなみに屋根面積80㎡は
2階の平面面積で
およそ18坪程度のお家になります。

ご自身の家の面積を見て
どれくらいの価格になるのか
参考にしてみてください。

まとめ

今日のブログは
落雪式屋根にするための工事
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


今後はますます高齢世帯が
増えていくことが想定されるので
屋根の工事依頼も
比例して増えていくのかなと思います。

屋根の工事は
お願いをされてすぐにできるものではありませんので
ぜひ早めに検討をしてください。

落雪式屋根にしたいんだけど
どんな形がいいのか?
我が家だとどれくらいの費用になるのか?
気になることがあれば
ぜひお気軽に水落住建へご相談くださいね。


ちなみに
雪が落ちる場所が
公共の場所(道路や河川など)だと
許可が下りないことがほとんどですので
お気を付けください。

それでも時々
内緒でやられている方も
見受けられますが…。

かなりグレーですし
勧告を受けた場合は
修繕する必要がありますので
個人的にはあまりおススメしません。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
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お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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