二代目ブログ「風通しのいい家」って本当に必要?昨今のリアルな通風設計

2025/07/21 断熱・気密

「風通しのいい家」って本当に必要?昨今のリアルな通風設計

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

今日は海の日ですね。
すでに暑い日がずっと続いていましたが
海の日って聞くと
急に夏を感じるのは私だけでしょうか。

そんな暑い夏本番ですが
できるだけ涼しく快適に過ごしたいですよね。

涼しく過ごしたいと言えば
やはり気になるのは風通し。
しかし昨今では風通しのいい家に
疑問を感じることも…

ということで今日のブログは

今考える風通しのいい家

についてお話をしていきます。

風通しが良い家にしたい

昔も今も変わらず

風通しのいい家にしたいんです。

という家づくりのご要望は
良くお聞きします。

風通しのいい家にすることで
自然な換気を行うことが出来るし

エアコンに頼らなくても
快適に暮らせることも多いです。


その他の理由として

風通しのいい家って
なんだかさわやかで過ごしやすそう

というイメージも
強いかもしれませんね。

今の日本の夏は危険レベル

しかしながら
最近の夏は非常に暑い日が多く
さらに長く続いています。

十日町市でも35度以上になる真夏日が
何日もありますね。


さらに昨今では
防犯や虫
さらには空気汚染などの問題で

窓を開けない暮らし

が一般的になってきています。


本当は窓を開けたいけど
実際には開けない


という方が
非常に増えてきているのです。

”今”求められる通風設計

今の時代に求められている
通風設計として

開けなくても空気が流れる

これが非常に重要だと考えています。

つまるところ
換気計画のことですね。

ご存知の方も多いかもしれませんが
建築基準法では
24時間換気についての法律が
定められています。


しかしながら
この24時間換気だけで
快適な換気かと聞かれると
答えはNOです。



個人的には24時間換気だけでは
事足りないと考えています。

梅雨時期や室内干しをしていれば
確実に湿気がこもります。


つまり
家全体で空気が循環するような間取りや
設備機器の導入が
非常に重要になってきます。



その他にも
部分的に小さく開けられるような
小窓の採用などで
より快適に過ごすことが出来るようになります。

閉めても開けても快適な暮らし

とは言っても
やはり窓を開けて生活したい方も
いらっしゃると思います。

特に
涼しくなり始める秋・春の時期には
窓を開けておけば非常に気持ちのいい風が
入ってきますからね。


なので今の時代は

窓を開けても閉めても快適になる暮らし

が求められています。

そのためには
断熱性・気密性・適切な換気
この3つをバランスよく取り入れて
間取りや設備を考える必要があります。



そのためには
そのことを普段から考えている
設計士や建築会社へ相談をしなければいけません。


もっと言えば
その風土のことを熟知している
建築会社じゃないと
わからないことも多くあります。


水落住建では
私が間取りを考えていますので
風通しや最適な設備機器はもちろん
十日町市の風土もしっかりと把握していますので

ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

今日のブログは
今考える風通しのいい家
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。

自然の風に癒されるのは
昔も今も変わりませんが

時代に合わせた
風との付き合い方を選べる家が
これからは必要かと思います。


地域や立地によっても
風通しは大きく変わりますので
気になる方はぜひ一度
ご相談くださいね。


ちなみに我が家も
窓を全然開けない家庭です。

おそらく
引っ越してから窓を開けたのは
1回か2回じゃないでしょうか?

今の時期は
窓を開けたほうが暑いですからね…。

本当は
リビングの窓を開けて
テラス空間を楽しみたいんですけどねぇ

まだ当分先になりそうです。

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聞いてみたいことがありましたら
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それでは
また明日!

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