二代目ブログファミクロだけでは足りない?失敗しない収納計画の考え方

2025/12/08 収納計画

ファミクロだけでは足りない?失敗しない収納計画の考え方

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日のブログで
ファミクロで失敗したお話を
ご紹介しました。

まだ読んでいない方はコチラから↓

今日のブログでは

正しい収納計画はどうしたらいいの?

という内容をお伝えしていきます。

ファミクロだけで足りない理由

今日のお話の前に
少しだけ昨日のブログのおさらいです。

最近よく聞く
ファミリークローク(ファミクロ)。

家族の服がまとめて収納できる!
という理由から
非常に人気の間取りです。

SNSでも成功例が拡散されているので

ファミクロがあれば困らない!

というような
実態以上の期待を生んでいます。


しかし
昨日のブログでもお話したように
子どもの成長などを理由に

徐々に使われなくなってしまう可能性も
考えなくてはいけません。


ファミクロ頼りで家づくりを計画すると
将来的に収納が足りない家になる
危険性があります。


なので収納は
「今」ではなく
「将来」を含めた
計画をすることが重要です。

家における理想の収納スペース面積は?

私たち建築業界では
結構有名な話で

一般住宅の収納面積は

最低でも家の10%以上

理想は15%程度

このように言われています。

つまり
35坪程度の住宅なら
3.5坪~5.3坪程度の収納面積が
適正になります。

畳数で言えば
7帖~11帖程度ですね。


この数字よりも少ないと
収納面積過小

この数字よりも多いと
収納面積過多

となります。


もちろん
あくまでも目安なので
ご家庭の状況によっては変わります。


ただ一般的に言われているのが
この数字ということで
参考にしてみてください。

各部屋にも10%程度の収納を

とはいっても
例えば2階の空いている場所に
10畳くらいの収納を
どーんと作っても
使い勝手が悪いですよね。


そこで考えることが

各部屋の収納面積

についてです。

これはあくまでも私の経験則の
話になってきますが


各部屋の収納面積は

その部屋の面積の10%~15%程度

が必要だと考えています。


つまり
6帖の部屋なら
半畳~1帖程度の収納です。


LDKについては
少し考え方が変わりますが

キッチンの収納を考えなくていいなら

5%~10%程度

が適正かなと思います。


この数字を頭に入れておくと

収納が少なくて
困っている!

ということに
なりにくいと思います。

全体バランス→追加収納

収納計画で大切なのは

全体的なバランスを考えたうえで
ファミクロや納戸などの
収納について考えることです。

そうすることで
普段の使い勝手だけでなく
将来的な収納にも対応することが
できるようになります。


「今」の利便性だけでなく
「将来」の利便性を考えた
収納計画を心がけてください。

まとめ

今日のブログは
正しい収納計画
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


収納計画は
何も知らない人が設計すると
本当に使い勝手が悪くなります。

憧れやイメージだけでなく
しっかりと実際の暮らし方に寄り添って
収納計画をするようにしてください。


私も収納については
色々と勉強をしていますので
割と使い勝手のいい収納を
ご提案できると思いますので

ぜひお気軽にご相談ください。


先日久しぶりに
専門学校時代の友人と
長岡で飲んだのですが

どこも混んでましたね~。

特段予約もしていなかったので
危うく居酒屋難民になりかけました(笑)

忘年会シーズンですからね。
飲む機会が増えると思いますが
適度に楽しみたいものですね。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

Contact

お問い合わせ

イベントのご予約、ご質問等は下記の電話番号もしくはお問い合わせフォームよりお願いします。