二代目ブログ【バリアフリー改修】手すりや段差改修で介護保険が使える!

2025/12/17 健康家づくり

【バリアフリー改修】手すりや段差改修で介護保険が使える!

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

バリアフリー改修をしていたお家の工事が
先日完了しました。

手すりの取り付けや
段差解消などの工事を行いました。

実は今回の工事は

介護保険

を利用した改修工事になります。


意外と介護保険でバリアフリー改修が
できることを知らない人も多いので


今日のブログは
どんな工事が対象で
どんな流れで介護保険が使えるのか
お話していきます。

介護保険で出来る改修工事

では早速
介護保険を利用してできる
バリアフリー改修についてお伝えします。

ざっくり
以下のような工事が対象となります。

・手すりの取り付け
・段差解消
・滑りにくい床への変更

手すりの取り付けは
わかりやすいと思います。


段差解消については
スロープの取り付けや
敷居の取り外しなども
対象になります。


滑りにくい床への変更については
フローリングからビニール系の床にするなどが
対象になります。


上記以外にも
介護対象者の方が
「暮らしやすい」「使いやすい」
と思われる工事であれば
対象になる場合があります。



このように
介護保険で対象となる工事は
意外と幅広くあることを
まずは知っておいてください。

今回行った改修内容は?

今回は

・トイレの段差解消
・お風呂の段差解消
・各所手すりの取り付け

上記の工事を行いました。

特にお風呂の改修は
今までタイルのお風呂だった場所を
ユニットバスにする工事も含まれているので

介護保険の対象者だけでなく
一緒に住まわれている方にとっても
メリットのある工事となっています。


実際に工事が終わった後のことを聞いてみると

自分たちはもちろんだけど
おばあちゃんも使いやすいって
喜んでいました。


非常に満足されていました。

介護保険の内容と使い方は?

介護保険を使う場合
まずは以下の条件を満たしている必要があります。

【対象条件】

◎要支援1・2
◎要介護1~5
◎介護保険の被保険者
◎実際に住んでいる自宅の工事であること

介護保険を利用して
デイサービスなどの施設へ入所している方は
基本的に対象になるかと思います。



続いて金額についてです。

【介護保険の金額】

◎上限20万円
◎支給割合:9割(自己負担1割)

例)20万円の工事をした場合
→自己負担2万円
→介護保険から18万円

ここで1点注意ポイントとして

上限20万円は
1回あたりの工事ではなく

その人の生涯で20万円

と決められています。


つまり
1回目の介護保険で5万円支給された場合
2回目以降で使える分は15万円となります。


20万円を使い切った場合は
基本的には支給されませんので
ご注意ください。



続いて介護保険の使い方ですが
基本的には以下のような流れになります。

1.ケアマネージャーに相談
2.改修内容を決める
3.見積書・図面の作成
4.介護保険の申請
5.許可が通ってから工事
6.工事完了
7.工事金額の支払い
8.完了報告
9.保険金支給

これを見るとわかると思いますが

基本的に工事をする前に
申請を出す必要があります。


工事先行で行ってしまうと
保険を使うことが出来なくなりますので
ご注意ください。


また
介護保険を使う場合には
ケアマネージャーさんとの連携が
必要不可欠になります。

なのでまずは
普段お世話になっているケアマネージャーさんに
相談をしてみてください。

まとめ

今日のブログは
介護保険
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


介護保険の対象になる方がいて
今の住まいに不便を感じているようなら
まずは一度ご相談ください。

ケアマネさんでも結構ですし
私でも大丈夫です。


たとえ20万円でも
出たほうがありがたいですからね。

対象になる方は
ぜひ活用してください。


なんだか
今年の冬は落ち着いていますね。

このブログを書いている今も
日が差していますし…。

週末はものすごい暖かくなるみたいだし…。


また前シーズンみたいに
年明けからドカッと降るのは
勘弁していただきたいですね…。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

Contact

お問い合わせ

イベントのご予約、ご質問等は下記の電話番号もしくはお問い合わせフォームよりお願いします。