二代目ブログリフォームは開けてみないと分からない?現場で起きたリアルな出来事

2025/12/20 リフォーム

リフォームは開けてみないと分からない?現場で起きたリアルな出来事

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日、リフォーム中の現場で
「リフォームの怖さ」を実感する出来事がありました。

既存の外壁を剥がしてみると
柱の一部や土台が腐ってボロボロに…

さらに、屋根も雨漏れが原因で
下地がかなり傷んでいました。


正直なところ
こういったことは

壊してみないと分からない部分

です。


そこで今日のブログは
現場で実際に起きた出来事をもとに
リフォームで知っておいてほしい

リフォーム工事の見えないリスク

についてお話していきます。

「壊さないと分からない」リフォームの怖さ

実はリフォーム工事は
みなさんが思っている以上に難しい工事です。

というのも
図面や事前の現地確認だけでは
壁の中や屋根の下地まではわかりません。

だからこそ
いざ工事を始めてから判明することも
多々あります。


まさに今回がそのパターンでした。

壊して分かった「想定外の状態」

今回のリフォーム工事は
外壁と屋根のやり替え工事があるため
それぞれの解体作業を行っていました。


ところが
解体作業を進めているうちに

柱や土台の腐り

屋根の下地の劣化損傷

が判明しました。

正直かなりの劣化具合です。

大工さんと屋根屋さんと
現状を見ながら話をしていましたが

さすがにここまでひどいと
見て見ぬふりは出来ないと思い
お施主様に確認を取って
修繕工事をすることにしました。


もしもこのまま進めていたら
せっかくきれいにしても
数年後には
またボロボロになる可能性もありますからね…。

追加費用が発生する可能性も

今回の修繕のように
壊してみてから判明した
大掛かりなものは
当初の見積よりも増えることがあります。

あらかじめ分かっているものや
可能性として考えられるものは
予備費として
見積に入れておくこともありますが…

それだけでは間に合わないこともあります。


修繕の規模によっては
かなり痛い出費になりますが

このタイミングで直しておかないと
次にいつ直せるのかもわからないですし
直す前にさらに悪化する場合もあります。


リフォーム工事の際に
このような事態が発覚したら
できる限り修繕をしておくことを
強くおススメします。

後悔しないために大切な考え方

どんなに優れた大工さん、建築会社でも
リフォームを最初から完璧に把握することは
非常に難しいことです。


だからこそ
大きなリフォーム工事を行うなら
予算にはある程度の余裕を持つことが大切です。


そして
問題が見つかった時に
正直に説明をしてくれる業者を選ぶことも
忘れてはいけません。


残念なことに、今回のようなケースでも
そのまま黙って見過ごしてしまう業者も
ゼロではありません。


何かあった時には
必ず報告や相談をしてくれる業者を
選ぶようにしてください。

まとめ

今日のブログは
リフォーム工事の見えないリスク
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


大げさな話ではなくリフォームは
どこがどうなっているのか
開けてみないと分からないことが多いです。


余裕を見ておいて
何もなければそれに限ったことではありませんが

いざという時に
予算に余裕がないから直せない…
ということにならないよう

ある程度の余裕と覚悟を持って
リフォームの計画を進めるようにしてください。


それにしても
ここまで劣化したのは
久しぶりに見ました…。

屋根屋さんも
「これはちょっと…このままじゃ無理だな…」
というレベルでした。

それくらいのレベルの場合は
できれば素直に建築会社の言うことを
聞いておいたほうが良いかと思います。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

Contact

お問い合わせ

イベントのご予約、ご質問等は下記の電話番号もしくはお問い合わせフォームよりお願いします。