二代目ブログ十日町市で考える断熱等級と省エネ性能
2024/09/01 省エネ
十日町市で考える断熱等級と省エネ性能
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今日のブログは
昨日に引き続き
断熱等級のお話をしていきます。
まだ昨日のブログを読んでいない方は
コチラから↓
それでは早速行ってみましょう。
過去のブログを読みたい方はコチラから
断熱等級の基準は地域によって変わる!
断熱等級には
国が定めた基準があると
お伝えしましたね。
しかしその基準は
地域によって変わります
気温や風土などを考慮して
日本を1~8の地域に分けています。
1の地域は北海道などの寒い地域
8の地域は沖縄などの暖かい地域です。
日本の首都である東京は6地域
新潟市は5地域で
私たちが住む十日町は
4地域
に区分されています。
まずはこの地域によって
必要な断熱基準が変わることを
知っておいてください。
寒い地域と暖かい地域は考え方が違う
ではなぜ地域によって
基準が変わるのかと言いますと…
単純に考えて
1月の沖縄と北海道を比べると
圧倒的に北海道のほうが寒いですよね。
ということは
同じ断熱性能でも
北海道のほうが冬は厳しい条件に
なってしまいます。
逆に
8月の沖縄と北海道を比べれば
沖縄のほうが暑いですよね。
このように
地域によって
あまりにも気温差がありすぎるので
それぞれの地域に合わせた
断熱等級の基準が定められているのです。
十日町の4地域で考えてみる
では私たちが住む十日町で
詳しく見ていきましょう。
先ほどもお伝えした通り
十日町は4地域に区分されます。
4地域は全国的に見て
冬寒い地域に区分されますので
断熱性能であるUA値が
少し厳しく設定されています。
逆に
夏は涼しい地域として設定されているので
通常考えなければ行けない
ηAC値は基準が定められていません。
つまり
UA値の数値だけを考えれば
断熱等級が決まります。
断熱等級6以上が厳しくなる
住宅にも省エネが必要だ!
と国交省が言い始めてから
私もそれなりに勉強をしましたし
実際に工事もさせていただきました。
そんな今までの経験を踏まえて
十日町市での断熱等級のお話をすると…
断熱等級5までは簡単!
断熱等級6・7には知識とお金が必要!
という結論になりました。
断熱等級5までは
正直メチャクチャ簡単に取れます。
逆に取らない会社さんは
断熱の知識がないか
断熱に興味がないかのどちらかです。
対して断熱等級6・7については
それなりの知識と施工技術があります。
ただし
その分の施工費用も多く必要です。
これからの家づくりで必要な性能
最後に
今までのことを踏まえて
私が十日町市で今後必要な
断熱等級のお話をしていきますね。
私が今まで携わった家の多くは
断熱等級4と5です。
そして住み始めた方の
お話をお聞きすると
断熱等級4の家に住んでいる人は
初めは
暖かいと思ったけど
正直思ったよりも暖かく感じない。
と言っている人もいました。
対して断熱等級5の家に住んでいる人は
想像以上に暖かい!
各室エアコンだけど
扉さえ開けておけば
家中暖かくなるから
スゴイ快適です!
と言っていました。
これらも踏まえると
今後の十日町市の家づくりとしては
標準は断熱等級5
必要に応じて
断熱等級6・7を目指す
という家づくりが
主流になってくるのかと思います。
まとめ
今日のブログは昨日に引き続き
断熱等級
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
断熱等級は地域によって変わるというのが
非常に重要なお話です。
中には
標準仕様断熱等級6
となっていても
5地域以上での数値で
書いてある場合もありますので
十分ご注意くださいね。
ちなみに水落住建では
基本的には全て
断熱等級5が標準仕様です。
もちろん
十日町市である4地域基準です。
当然
断熱等級6・7も工事することは
可能ですので
お気軽にご相談ください。
家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
画面内のお問い合わせバナーから
お気軽にお問い合わせください!
それでは
また明日!