二代目ブログ【建築専門用語】火災報知器の正しい取付場所

2025/03/01 設備機器

【建築専門用語】火災報知器の正しい取付場所

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日のブログで
火災報知器の種類と設置場所について
お話をしました。

まだ読んでいない方はコチラから

今日のブログは
昨日のブログをさらに深堀したものになります。
これから火災報知器を取付ようとしている方は
特に必見の内容になっています。

基本は煙探知型警報機

個人で購入を考えている方は
基本的には

煙探知型警報機

の購入をお勧めします。

昨日のブログでも少し触れましたが
火事が起こると
まずは火よりも煙が先に上がります。

つまり
熱感知型だと反応が遅れてしまい
逃げ遅れてしまう可能性があります。


いち早く建物から非難するためにも
階段や寝室などの部屋には
煙探知型警報機の設置をするようにしてください。

LDKには設置義務なし…だけど

よく

リビングやキッチンには
火災報知器の設置はしなくていいの?

と聞かれることがあります。

実は
LDKに該当する場所には
火災報知器の設置義務はありません。



昨日もお話しましたが
火災の時に亡くなる方の多くは
就寝中に気づかずに逃げ遅れる
というパターンです。

つまり
キッチンや居間に該当する部屋は
基本的に起きている時にいる部屋なので
万が一火災が発生しても
気づくことができ
避難や一次消火をすることが可能だからです。


しかしながら近年では
消防署の方から

キッチンにもつけておくと
より安心なので
火災報知器の設置をお勧めします。

というお達しも来ています。


まぁ…
付いているに越したことはないですからね。


ただし!
キッチンに取り付ける場合は必ず

熱感知型警報機

を取り付けてください。


キッチンに煙探知型警報機を取り付けると
普段のお料理の際に発生する煙や蒸気で
誤作動を起こす可能性があります。

なので
急激な温度上昇に反応する
熱感知型警報機を取り付けてください。

ちなみに…
フランベとかをすると
鳴る可能性があります。

連動型がおススメ?

最近消防署の方から

特段決まりはないんだけど
出来れば連動型の警報機を
取り付けてもらった方が
良いと思います。

と言われます。

連動型というのは
1つの警報機が鳴ると
他の警報機も連動して
全てが一斉に鳴るタイプのものです。


確かに連動型のほうが
安心と言えば安心ですが…

警報機1つでもかなりの音量なので
よほど眠りが深い人でない限り
気づかないことはないと思います。


これに関しては
住まわれる方の裁量によりますので
気になる方は
連動型を設置すると良いと思います。

まとめ

今日のブログは
火災報知器の正しい設置場所
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


火災報知器を設置したから安心!
というわけではなく
設置場所や設置種類まで揃って
始めて正しく機能します。

もしも現在取り付けているものや
場所が違うなぁ…
と感じたら
なるべく早めに入替をしてください。

もちろん
水落住建でも取り扱いがありますので
心配な場合はお気軽にご相談ください。


それこそ先日
中条でも火災がありましたね。

けが人は出たものの
死亡者が出なかったのが幸いですね。

まだまだ暖房を使う時期ですから
火の取り扱いには
十分お気を付けくださいね。

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それでは
また明日!

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