二代目ブログ【住宅ローン】親子リレーを考えているならお早めに

2025/05/10 お金・資金計画

【住宅ローン】親子リレーを考えているならお早めに

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

最近ご相談を受けるお客様から
親子リレーについてご相談されることが
増えてきました。

住宅ローンの親子リレーって
あまり聞いた事が無いかもしれませんね。

親子リレー方式は
実家を建替えたりリフォームをする場合に
便利な住宅ローンプランの1つなので

親と同居で考えられている方は
今日のブログはぜひ
最後までお読みください。

住宅ローンの親子リレーとは?

では早速
住宅ローンの親子リレーについて
ご説明していきます。

【親子リレーとは】

親と子が協力をして
住宅ローンを返済していく制度のこと。

1つの住宅ローン契約に対して
親が主債務者
子が連帯債務者となって

親が一定期間返済し終わった後に
子が残りのローンを引き継いで
返済を行うもの。

基本的には
親が退職をして
返済することが難しくなったタイミングで
子に引き継がれます。


ものすごく簡単な例を挙げるとこんな感じです。

親:60歳
子:30歳
借入額:3500万円
借入年数:35年
月々の返済:約10万円


始めの10年間は親が返済し
残りの25年間を子が返済した場合

【親の支払い分】
10万円×12か月=120万円
120万円×10年=1200万円

【子の支払い分】
3500万円ー1200万円=2300万円
※10年経過後から支払い開始

親子リレーのメリットは?

続いて
親子リレーをすることの
メリットをお伝えしていきます。

メリット①

借入額の増加

親子リレーの場合
親と子の収入を合算して審査になるので
単独で借りるよりも
借入額を増やせる可能性が高くなります。

メリット②

親も子も返済が楽になる?

親子リレーにすることで
お互い返済が
楽になる可能性があります。

親からすれば
高齢になればなるほど
借入年数が短くなってしまいますが
親子リレーにすることで
子の年齢を基準に長期でローンを組めるため
月々の返済を減らすことが出来ます。

子からすれば
子育てなどで一番お金がかかる時期に
親が支払っている状態なので
金銭的余裕が生まれます。

メリット③

名義変更の手間が減る

これはリフォームの場合に
特にメリットが出るもので

現在の建物の名義を
親から子に100%変更しなくても
割合で共同名義にすることが出来ます。

そのため
登記の手間や税金などの関係が
少なくなるメリットがあります。

親子リレーの注意点

親子リレーを採用する場合
注意しなければならないこともあります。

注意点①

親の年齢制限

いくら子の年齢を基準に審査すると言っても
親があまりにも高齢すぎる場合は
審査が通りません。

金融機関によって基準は違いますが
65歳~70歳で設定していることが多いので
検討している方は
なるべく早めに動いてください。

注意点②

審査の厳格化

メリットの所で
親と子の年収を合算して
審査を行うので借入額が増やせると
お伝えしましたが

親か子のどちらかが
信用情報で問題がある場合
審査が通らなくなります。

注意点③

状況が変わっても返済は続く

当時は同居で住んでいても
環境が変わって独立する可能性も
ゼロではありません。

しかし
それでも親子リレーの返済は
続けなければいけません。

親子リレーを採用するなら
将来的な状況も見越して検討する
必要があります。

まとめ

今日のブログは
住宅ローンの親子リレー
についてお話をしましたが
いかがだったでしょうか。

明日のブログでは
親子リレーとペアローンの
違いについてお話をしていきます。

それぞれどのような違いがあるのか
自分たちにはどちらが向いているのか
わかりやすくお話していきますので

明日もぜひお読みください。


ちなみにみなさんは
5月病とかになっていませんか?

私は久々の長期休みで
逆に疲れてしまいました…(笑)

体調崩さないように気を付けます。

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それでは
また明日!

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