二代目ブログ融雪屋根もお任せください!密集地で考える除雪の方法
2025/07/02 リフォーム
融雪屋根もお任せください!密集地で考える除雪の方法
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
今週の月曜日から
屋根の改修工事が進んでいます。
今まで除雪が必要だった屋根を
融雪屋根にするための改修工事です。
今日のブログでは
融雪屋根の種類は?
導入費用はどれくらい必要?
ランニングコストはどれくらい?
など
融雪屋根
について詳しくお話をしていきます。
融雪屋根の種類
融雪屋根については
詳しい説明も不要かと思いますが
念のため…
融雪屋根とは?
融雪屋根とは
専用の装置を屋根の上に設置して
屋根に積もった雪を
そのまま溶かすことが出来る屋根のことを言う。
融雪機械の設置範囲によって
家全体にすることもできるし
大屋根だけなどの一部分にすることも可能です。

そんな融雪屋根ですが
溶かす方法がいくつかあります。
①灯油
②ガス
③電気
④水(井戸)
大まかにこの4つになります。
十日町市でよく見かけるのは
灯油と水ですね。
今日ピックアップするのは
①~②の融雪屋根についてなので
③と④については
また別の機会にご紹介します。
融雪屋根の導入費用は?
では融雪屋根の導入費用はどれくらい
必要になるのか?

屋根の大きさや
範囲にもよりますが
屋根の総面積が
35坪~40坪程度の場合
目安としては
400万円~500万円ほど
の工事費が必要になります。
ただしこれは
あくまでも融雪工事のみの金額です。
その他に
足場工事や板金工事が必要になるため
600万円~800万円ほどの予算は
考えておいた方が
いいかもしれません。
ちなみに灯油とガスでは
工事費についてはさほど大きな差はありません。
しいて言うなら
ガスのほうが若干高くなる傾向にあります。
融雪屋根のランニングコストは?
では融雪屋根のランニングコストは
どれくらい必要になるのか?

こちらも
屋根の面積によって変わりますが
先ほどと同じく
屋根の総面積が
35坪~40坪程度の場合
灯油の場合
シーズン想定可動時間:350時間
シーズン想定燃料消費量:約1500L~1600L
シーズン燃料費:約200,000円(燃料単価120円計算)
ガスの場合
シーズン想定稼働時間:350時間
シーズン想定燃料消費量:1300m3N~1400m3N
シーズン燃料費:約199,000円(燃料単価145円計算)
※ガスは北陸ガス(都市ガス)をもとに計算
こうやって見ると
ほぼほぼ金額差はなさそうですね。
ただし
ガス融雪の場合は
都市ガスありきの設備になるので
プロパンガスの場合は
もう少し価格が高くなるかと思われます。
融雪屋根はちゃんと消えるのか?
おそらく皆さんが心配しているであろう
融雪屋根はちゃんと消えるのか?
という疑問についてですが…
ご安心ください。
ちゃんと消えます!

ただし!
基本的には融雪の電源は
入れたままにしなければいけません。
というのも
融雪屋根は降雪センサーによって
ON・OFFが自動で切り替わり
降った先から溶かしていく装置です。
時々
雪を積もらせた後に
スイッチを入れる方がいるのですが
それでは融雪屋根本来の力が発揮できず
いつまでも雪が消えないまま残ってしまいます。
融雪屋根にするなら
必ずスイッチは入れたままにするよう
徹底をするようにしてください。
まとめ
今日のブログは
融雪屋根
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
融雪屋根は
住宅密集地や敷地が狭い方にとっては
非常に有効な除雪方法です。
今後の自分の年齢や
除雪の人でのことを考慮して
必要であれば
融雪屋根にすることを
検討してみてはいかがでしょうか。
十日町市からも補助金が出ていますので
そちらの活用も併せてご検討ください。
工事や補助金の申請については
水落住建に全てお任せしていただけますので
お気軽にご相談ください。
融雪工事の現場に様子を見に行ったら
まさかの同級生が居ました(笑)
始めはわからなかったのですが
話をして
あぁ~!と気づきました。
世間は狭いですねぇ…(笑)
家づくりで
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それでは
また明日!