二代目ブログ夏の寝苦しい原因は窓!?大きさと取り付ける位置をよく考えて!
2025/07/28 断熱・気密
夏の寝苦しい原因は窓!?大きさと取り付ける位置をよく考えて!
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
土曜日にザっと通り雨が来ましたが
相変わらず暑い日が続きますね。
相談に来られる方からも
夜が暑くて寝苦しい…
というお悩みをよく聞きします。
その寝苦しい原因
もしかしたら窓にあるかもしれません。
ということで今日のブログは
窓の大きさと取り付ける位置
についてお話をしていきます。
熱の出入りが大きいのは窓
過去のブログでも何度もお伝えしているので
すでにご存じの方も多いと思いますが
今一度お伝えします。
家の中で
外部との熱の行き来が一番多いのは
窓
です。

YKKやLIXILなどの
大手メーカーが出している
調査結果を見ると
このような結果になっています。

夏の日射の進入が73%
冬の暖気の逃げが58%
こうやって数値化されると
かなりの量の熱が
窓から出入りしているのがわかりますね。
窓の大きさと数
ということは
窓の大きさ大きく
数も多ければ
熱の出入りもより多くなることになります。


暗い家は嫌だから
窓は大きくてたくさんほしい!
という方もいらっしゃいますが
その分
断熱性能も減ってしまうので
窓の大きさと数は
極端に増やさないほうが
室内環境は良くなります。
窓を取り付ける方角も大事
大きさや数も重要ですが
窓を取り付ける方角も大切です。

最近の夏は
朝から暑いですから
東面に大きな窓や数が多くあれば
朝から部屋の中も暑くなります。
さらに
夕方には西日が強くなりますから
西面に大きな窓や数が多いと
夕方強い日差しが部屋の中に入ってきて
熱がなかなか逃げずに寝苦しい夜になります。
このように
窓の取り付ける大きさ・数・場所が
夜の寝苦しさを解消するために
重要なことになります。
窓の性能を上げることで対策可能
とはいっても
敷地の条件や
近隣の建物の条件によっては
どうしても
東側や西側に大きな窓を取り付けなければ
いけない場合もあります。
そういった場合は
窓の性能を上げることで
解決することも可能です。

新築や大規模な改修の場合は
その場所だけトリプルガラスに
変更することもできます。
すでに大きな窓が付いている場合は
内窓の取り付けなどで対策が可能です。
少しでも睡眠の質を上げたいなら
検討してみはいかがでしょうか。
まとめ
今日のブログは
窓の大きさと取り付ける位置
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
窓はみなさんが思っている以上に
重要な要素になります。
日射や断熱のことがわかっていない人だと
とりあえず明るくなるから部屋に大きな窓を…
という設計をする人もいます。
外の環境がこれだけ厳しくなっている
今の時代に
その設計はちょっと考えものだな…
と個人的には思っています。
完成後も快適に過ごすために
ぜひそこまでこだわった計画をしてくれる
建築会社へ依頼するようにしてくださいね。
私はもちろん
そこまで考えて設計していますので
どうぞ安心してお任せください。
昨日の夕方
子どもと庭でボール遊びをしたんですが…
まぁ~暑かったですね!
30分くらしか遊んでいませんが
汗だくでした。
水分補給や休憩もしながらですが
子どもは元気に走り回っているので
体力お化けですね…(笑)
親が倒れないように
気を付けないといけませんね。
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それでは
また明日!