みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日、日銀から政策金利引き上げの
発表がありました。

ニュースを見て
「住宅ローンはどうなる？」
と、不安に感じた方も多いと思います。

そこで今日は
政策金利が上がる背景に触れつつ
住宅ローンへの影響や
家づくりを考えるうえで大切にしたいポイントを
わかりやすくお伝えしていきます。

なぜ政策金利が上がるのか？

昨日、日銀が発表したのは
政策金利を0.5％から0.75％に
引き上げるというものです。

そもそも政策金利とは
銀行同士がお金を貸し借りするためのもので
私たちが直接関係することはありません。


今回の政策金利の引き上げの狙いは
円安と物価高を抑えるためのものです。


金利が上がれば
日本円の魅力が上がるため
円安の歯止めに期待が出来ます。

さらに、お金が借りにくくなるため
消費や投資が落ち着いてくる傾向になり
物価の上昇を抑える効果があります。


ただし
今回の利上げだけで解消できるかは不透明で
段階的に引き上げられる可能性があることに
今後も注意しなくてはいけません。

政策金利と住宅ローンの関係

政策金利が上がることで
住宅ローンにも少しずつ影響が出てきます。

先ほども言った通り
政策金利は銀行同士の貸し借りするための
金利になりますので
直接的には関係ないのですが


銀行同士の金利が上がるということは
簡単に言えば「仕入れ価格」が上昇しているのと
同じ状況になるので

当然「販売価格」に当たる
住宅ローンの金利も引き上げられることになります。


ただし
政策金利が上がったからと言って
すぐに住宅ローンが上がるわけではなく
少したってから引き上げになります。


また、上昇率についても
政策金利が0.25％上がったとしても
住宅ローンが0.25％そのまま上がるわけではありません。


なので
影響はもちろんあるのですが
今日明日の話ではないので
そこまで急ぐ必要はないかと思います。

影響を受けやすいのは「変動金利」

今回の政策金利上昇で
真っ先に影響を受けるのは

変動金利

です。


変動金利は世の中の金利状況を
非常に受けやすいので

これから変動金利を検討している人や
今現在、変動金利で借り入れしている人は
影響が早めに出てくるかもしれません。


対して固定金利は
今現状、借りている人はほとんど影響を受けません。

これから固定金利で借り入れする人は
近々金利が上がる可能性があります。

家づくりを検討している方の動き方

今回の発表を受けて
家づくりを検討している人にとって

すぐに行動した方がいい人
落ち着いて行動した方がいい人

それぞれに分かれます。

まず、すぐに行動した方がいい人は

すでに家づくりを進めている方

です。

銀行の本審査を受けることで
現状の金利を抑えることができますので

すでに話がある程度まとまっている方は
できるだけ早めに行動した方が
よろしかと思います。



対して
落ち着いて行動した方がいい方は

これから家づくりを考えている方

です。


金利が上がることがわかっている以上
できるだけ早めに行動したい気持ちは
よくわかりますが…

慌てて決めた結果
後悔の残る家づくりになってしまっては
本末転倒です。


これから家づくりを検討される方は
焦らずにしっかり地固めをしてから
行動するようにしてください。

まとめ

今日のブログは
政策金利の上昇の影響
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


家づくりを考えている人からすれば
見落とせない情報になりますが
だからと言って
焦りすぎは禁物です。


不安に振り回されないよう
正しい情報を知ったうえて
自分たちのペースで
準備を進めていきましょう。

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ちょっとしたお知らせですが
こういったお金関係に関する勉強会を
2月頃に開催する予定です。

住宅ローンの仕組みや
家づくりに関するお金のアレコレを
わかりやすくまとめた内容で
お話します。

近々、予約フォームができると思いますので
気になる方はぜひご予約ください。

家づくりで
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聞いてみたいことがありましたら
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お気軽にお問い合わせください！

それでは
また明日！