二代目ブログ大きい窓と小さい窓の使い分けが大切

2024/07/17 省エネ

大きい窓と小さい窓の使い分けが大切

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

先日お客様と
本契約に向けた最終の
図面確認をさせていただきました。

そこでいくつか変更になったのが

窓の大きさ

です。


窓の大きさだけで
実は大きく変わるものがあるんです。

ということで今日のブログは
窓の大きさについてお話をしてきます。

過去のブログを読みたい方はコチラから

https://ameblo.jp/masashi-mizu

窓の大きさで変わるもの

窓の大きさで変わるものは

1.金額
2.断熱性能
3.換気能力(風の通り)
4.採光能力(太陽の光)

大きく分けて
この4つが変わってきます。

1つずつ
お伝えしていきます。

金額ってどれだけ変わるの?

まず最初に気になるのが
金額ではないでしょうか。

当然
窓が小さくなれば金額も安くなります。


しかし
多少小さくしたくらいでは
数千円~2万円程度しか変わりません。



劇的に安くするなら
大きな窓を極端に小さくするか
そもそも窓をなくすか

くらいの事をしないと
そこまでの減額にはなりません。


もちろん
全ての窓を少しずつ小さくしていけば
全体で見て数万円~数十万円の
減額になることもありますが

1か所2か所くらいの変更では
大きく変わらないと思っていてください。

断熱性能は大きく変わる!

金額よりも大きく変わるのは

断熱性能

です。

以前別のブログでも書きましたが
家の中で一番熱が出入りしているのが

です。

つまり
窓の面積が小さくなればなるほど
断熱性能は向上します。



また窓の大きさだけでなく
種類によっても変わります。

引き違い窓と
最近よく見る横すべり窓でも
断熱性能は変わります。


どれだけ変わるのかは
家全体の窓によって変わるので
一概にいうことはできませんが

そこそこの数値が変わりますので
気になる方はご相談ください。

換気能力の変化は?

換気については正直
難しい所です。


もちろん
法律に従った計算式がありますので
家を造る際には
その計算式を元に
換気量を確認しているのですが…


実際だと
その土地の場所や条件によって
風向きは大きく違います。


例えば
北風が気持ちよく入る地域であれば

北に風を取り込めるような
少し大きめの窓を付けたりしますし


逆に
西から熱風が来るような場所であれば
西側の窓を小さくしたりすることもあります。


なので
換気については
法律の基準と
その土地の状況に合わせて
窓の大きさを決める必要があります。

採光も土地の状況に応じて

採光についても
土地の状況に応じて
変える必要があります。

当然
採光も法律で計算式が定められており
それに準じた計算方法で
確認を行いますが…


例えば
一般的に日当たりがいいと言われる
南面に
とても大きな建物があったとしたら
胴でしょうか?


そこに大きな窓を計画しても
日が入らないですよね。


つまり
換気と同じように
法的な計算だけではなく
現地に合わせた窓の大きさを
計画する必要があるのです。

大切なのは使い分け

結局大切なのは

状況に合わせた窓の大きさ

を選ぶことです。


ただセオリー通りに
窓の大きさを取り付けても
ダメな場合もあるし

最低限確保しなければならない
大きさもあるし

様々な状況や条件を考えて
窓の大きさを決める必要があるということを
覚えておいてください。

まとめ

今日のブログは
窓の大きさについて
お話ししましたが
いかがだったでしょうか。


ここ最近
窓が小さいお家が多いですが
理由としては
価格と断熱性能の場合がほとんどかと思います。

時代に応じて
様々なことが変化していますので
気になることがあれば
お気軽にご相談ください。


ちなみに窓は
デザインにも大きく関係があります。

大きさの統一性や
上下の位置があっているなど
見た目をきれいにそろえてあげるのも
大切です。

窓を配置する際には
ぜひ意識してみてください。

家づくりで
気になることや
聞いてみたいことがありましたら
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お気軽にお問い合わせください!

それでは
また明日!

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