二代目ブログ【建築知識】井戸の深さと水質について
2025/02/08 建築専門用語
【建築知識】井戸の深さと水質について
みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。
ニュースでは
今日までが大雪となっていますが
実際どうなんでしょうか…
天気予報を見ると
月曜くらいまで雪だるまマークなので
まだ警戒は解けないですね…。
さて今日はそんな雪に関係する
建築知識で
井戸水の活用
についてお話をしていきます。
井戸水を融雪に活用
もはや説明は不要かと思いますが
十日町では地下水を活用して
雪を溶かしていますよね。

道路もそうですし
お店や一般住宅の駐車場など
幅広く活用されています。
また
井戸水用のため池を作って
そこへ雪を入れることで
溶かすような活用を
されている方も多くいらっしゃいます。
とまぁこのように
十日町・津南・小千谷・魚沼近辺に
住んでいる人からすれば
井戸水の活用は
ものすごく身近なものですよね。
井戸の深さはどれくらいが良いの?
井戸を掘る際に
どれくらいの深さを掘ればいいのか
ご存知ですか?

実は特段決まりが無く
水量・水質が良ければ
浅くても問題はありません。
ただし浅い場合は
枯れてしまう可能性も高いので
ある程度の深さは必要です。
今までに井戸を掘削した家を見てみると
大体ですが
60m~100mの間
で終わる人が多いですね。

40mも差があるじゃないか!
と言われそうですが…
これに関しては
掘る場所・地域によって
水の出る深さが違うので
一概に言えないのです…。
ただ9割がた
60m~100m掘れば
安定した水量を確保することが
出来ると思います。
ちなみに十日町は
決められた地域の場合は
掘っていい深さが決められています。
その場合
最深でも20mまでと決められているので
その場合はあまり期待しないほうが
良いかもしれませんね。
水質について
井戸を掘る際に
一番最初に確認するのは
水量ですが
続いて気にしなければいけないのが
水質
です。

水道水と違って
自然のものですから
土地によって水質が異なります。
除雪で使う際に気にする項目としては
砂の多さ
鉄分の多さ
ここがポイントになってきます。
砂が多い水だと
ポンプの目詰まりや
配管の目詰まりが懸念されます。
鉄分が多い水だと
いわゆるそぶ水と言われるもので
赤茶色の水が出てきます。
これは鉄分から出る
サビの色なので
地面や外壁など
様々なところへ付着しますし
なかなか落ちにくいです。
水質があまりにも悪い場合は
井戸水の活用方法を考えたほうが
良いかもしれませんね。
まとめ
今日のブログは
井戸水の活用
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。
最近は2階建てのお家が増えているので
そういった方は
井戸水をうまく活用して
除雪をされています。
井戸水の話は
もう少し詳しくしたいと思いますので
明日のブログでも続きを書いていきますね。
明日は皆さん気になる
金額についてお話しますので
ぜひ明日もお読みください。
井戸水良いんですけど
こう風が強いと
うまくセンサーが反応してくれないときが
時々あるんですよねぇ…。
そうなると
メチャクチャ降っているのに
井戸水全然出ていない…
みたいなことになるので
そこはちょっと悩みどころ…
まぁ…
自動じゃなくて手動に切り替えれば
良いだけなんですけど…。
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それでは
また明日!