二代目ブログ【建築専門用語】高気密住宅の基準はC値いくつから?

2025/02/22 建築専門用語

【建築専門用語】高気密住宅の基準はC値いくつから?

みなさんこんにちは。
水落住建の水落雅士です。

昨日我が家の
気密測定を行いました。

今日のブログでは
その結果のお話と

高気密住宅の基準ってなに?

というお話をしていきます。

気密性能の表示は何?

気密性能について
私のブログでは何度も取り上げているので
すでにご存じの方も多いかもしれませんが
改めてご説明します。

気密性能とは
建物の気密性(建物の隙間の少なさ)を
表す数値

C値(シーチ)

で表されます。

このC値が小さければ小さいほど
隙間が少ないことになります。

性能表示から除外された項目

実は昔は
C値も性能表示の項目として
載っていたのですが

計算ではですことが出来ない数値で

現場で測定を行うしか
調べる方法が無いため
項目から除外されました。


しかし
C値という表示は変わらず残っていますし
性能表示の項目になくても
かなり重要な項目なので

無視することは出来ない
項目となっています。

高気密住宅と言われる家のC値はいくつ?

上記でも書いたように

C値は現在
性能表示には関係のない数値なので
気密住宅についての基準は
正式な数字は発表されていません。



つまり
気密住宅・高気密住宅と言われている住宅は
建築会社が勝手に表示しているだけで
認定を受けたものではないことを
あらかじめ知っておいてください。


それを踏まえたうえで
気密住宅・高気密住宅の
基準はどれくらいなのか?

私たちの業界で
よく言われるのが…

気密住宅=C値1.0以下

高気密住宅=C値0.8以下

と言われます。


ちなみにC値1.0という数字は
100㎡の面積の家に対して
100㎠の隙間があることを示します。



しかし最近では
省エネ性能を重視する会社が増えているため

気密住宅=C値0.8以下

高気密住宅=C値0.5以下

という基準を設けている会社さんもいます。



ちなみに水落住建では
C値0.8以下を標準仕様として
工事をしています。

我が家のC値はいかに?

では我が家のC値は
どれくらいの数値だったのか?


まだ正式な計算結果は出ていませんが
現場で簡単な計算を行ったところ

C値0.2~0.3

という数値が出ました。


いや
メチャクチャいい数字だな!

というのも
私が自分の家でとにかくこだわったのは

断熱性能

です。

私の嫁さん
かなり寒がりなんです。

せっかく新しい家建てたのに
なんか寒いね…。


と言われるのが
メチャクチャ悔しいので
とにもかくにも
断熱性能にはこだわって予算を割きました。


その結果
断熱性能だけでなく
気密性能も高くなりました。
いわゆる副産物みたいなものですね。


断熱性能をもう少し落とせば
家の面積をもう少し大きくすることもできたのですが
それよりもやはり
普段快適に過ごせることを目指したので

そこに後悔はないです。


事実
今の工事現場に入ると
石油ストーブしかついていなくても
かなり暖かい家になっています。

隙間も少ないので
暖房を消していても
熱が逃げないですしね。


住み始めてからの快適さと
光熱費がどれだけ節約されるのか
今から楽しみです。

まとめ

今日のブログは
高気密性能の基準ってなに?
についてお話しましたが
いかがだったでしょうか。


今後はますます
省エネについて厳しくなってきますから
C値についても
今後さらに高めていかなければダメだと
実感しております。

その先陣として
我が家が実験台みたいになっていますので
コスパがどんな感じになるのか
続報をお待ちください。


現場監督の藤原君から
「社長の家はやりすぎ(笑)」
「現場で作業してると暑い!」
と言われます。

うちの嫁さんは
それくらいでいいんですよ…。

私が半袖着ればいいので…(笑)

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また明日!

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